某所で久しぶりに人材コンサルタント(笑)をする。
 なんで笑うんだ。たぶん、自分で「コンサルタント」を自称するとついおちゃらけてしまうんですよね。
なんちゃってコンサルタント。


でも本当は研修講師よりこちらの方が適性として合っているはずなんです。


 先方の社長さんは、『行動承認』をあらかじめ目を通しておいてくだり、沢山の付箋をはり線を引いていてくださった。嬉しかった。
 ―そういえば先日東京でもそういう読み方をされていたマネジャーさんがいらしたっけ―

「若い頃の一時期新興宗教にはまり掛け軸を2本買わされました。それ以来そういうものとはきっぱり縁を切ってきました。血液型占いも信じていません」
と社長さんはおっしゃる。

「だって、そういうものに支配されていたら、自分の人生じゃなくなってしまいますから」。

 
 まさしく、そういう方(極少数派なのかもしれないけれど)のために書いた本のつもり。

 そして最近のこのブログにも一通り目を通していてくださったのだろうか、沢山の共通認識をもってお話をすることができた。
 やはり必要なことなのだ、「こういうこと」について共通認識をもつことが。
このブログで言ってることは現実に起こっているのだ。


 そのやりとりに立ち会われた方がいらして、「こんなに『内面』に入ったコンサルティングは初めてだ」と言われた。普通はSWOT分析のよううなものから入るのだろう。正田式は徹頭徹尾「人分析」である。今回はそういうのなかったけれど場合によっては「その人は最悪の場合、あきらめてください」などとシビアなことも言う。


 でも最後は結局「承認」に落とし込ませていただいた。


 どうなられるかなあ。


****

 「社長」であるということは普通にやっていてもそれだけで「生身の人」の負担を超えることなのだろうと思う。

 社長さんでも多くの方は何かに逃げる。占い、新興宗教、自己啓発セミナー、やたらと動員の多い忙しい経営者団体(いつ経営してるんだろうか)…。

 そういうものにはまり込まないだけでも大変なことだ、と思う。その人のそれまでのめぐり合わせや聡明さとの掛け合わせ。


 血液型占いにはまり込んでいるある社長さんは、履歴書を全部占い師にみせてだれを採用するか決めるそうだ。

****


 今日は震災20年。

 あまり意識せずにその日を迎えた。

 ここ六甲アイランドでは1人も死亡者が出なかった。埋め立ての方式がよかったらしくほとんど液状化も出なかった。

 わたしは当時対岸の住吉本町に住んでいて新築の賃貸マンションだったので建物も家族も被害がなかった、しかし周囲には木造住宅が多く軒並み倒壊した。

 毎日、南側のベランダに面した窓から倒壊したお向かいの家をみる。やがて3月、4月が来て、その敷地に唯一残った立派な枝ぶりの桜の大樹が見事な花をつけた。倒壊した家をバックに。


 その年の暮れ、六甲アイランドに移り住んだ。


****


 そういえば大学のゼミ時代のわたしは「ツッコミ女子大生」というキャラだった。

 ゼミで先生が何か言うとつっこむというかまぜっかえすというか。

 学術論争という次元の高い話ではない、もっと他愛ない話で。
 たとえば―。


 先生のお嬢さんが留学先でピアスの穴を開けて帰ってきた、けしからん、とぷんぷん怒っている。

「中国では、論語の時代から『身体髪膚これを父母に受く』といって、身体には傷をつけないものだ」

と先生。

 すかさず、

「先生、今の中国の女性はみんなピアス開けてます!」

と私。先生、苦笑。

 気持ちとしては、愛情表現なのだ。大好きな先生に間違ったことを言ってほしくないのだ。ゼミの内輪で間違っても公的な場で間違ってほしくないのだ。

 先生にもそれはちゃんと通じていたようで、そういうのでお咎めを受けたことはなかった。


 先生はほかにもその手のつっこみどころ満載のエピソードが意外とある人でOBが集まると必ずそういう話になる。


 恩師のことをやたら思い出すのは冥界に近いところにいるからじゃないだろうなあ。


****


 「出版社」よりレターパックにより「絶版等契約書」が届く。やっと。

 こんなことも急かしに急かしたすえ、だった。社長は「あのメールのPDFにうちがハンコ押したのを郵送しましたからあれでいいんじゃないですか?」とワケのわからないことをFBメッセージで言っていた。

 そして今度届いた「原本」も、よくみると印影が薄く悪意なのか仕事の質が低いのかわからないが。


 たぶんこの手のことも2015年、今の時代は横行しているのだろう、口にしても「はしたなくない」ことなのだろう。

 

100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp