阪神大震災20年の次は、よく考えたらオウム20年なのだ。


 そんな2015年2月9日、正田はまじめに「あいさつ回り」をしました。


 あるところでは、

先方「そうですか、89年から91年まで広島ですか、じゃあH大の助手が教授を殺した殺人事件があったころじゃないですか」

正田「いえ、それは少し前です。私のころは『国勢調査員殺人事件』とか『橋げた落下14人死亡事故』です。
 橋げたでは抜かしていただきましたので、ご迷惑をおかけしたと思います」


 地獄の鬼同士のような会話です。

 承認の正田先生、天女のような優しいキャラでいたかったです。うそですだれもそんなこと思ってません。

 あと本当の本領はわたし、医療報道だったんです。


 しかし考えてみれば、「地元紙」の人とはこんな会話になったことないですね。相手の人のサイズ感ですかね。
 あそこには小粒のお嬢さんしかいないんじゃないですかね。男を脅かさないような。


 またちなみに、「橋げた落下事故」というのはH島市の新交通の建設中の橋げたが下の道路に落下して14人が亡くなったのですが、
 それの発生を無線から抜いて他社さんに数時間先んじたのと(それはC日新聞さんからめちゃ感謝されたらしい)、捜査情報もいち早く抜いて後々までそれが正解だったのですが、だから他社さんには大迷惑かけたのですが、その捜査情報とは、「H形鋼の組み方を間違えたのが事故原因」というものでした。


 ほかにも「医療過誤訴訟」の提訴とか判決の記事もかきましたが、、


 だからね、どんな仕事でもやり方間違えたら人を死なせることがあるんです。研修も本当はそうです、特にリーダー研修は。


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べつの某所では「ご献本」したりほかにさまざまな「研修成果資料」をお渡ししたが、

「これがどういうことをやっているかイメージできない」

と言われました。

もともと、1つのマネジメント教育がここまで「原発並み」の成果を上げるということが今までだれもイメージできなかったろうと思うのですが、

ただ事ここに至っては、またそれをやってきた当人が目の前にいて説明してるんですからイメージしてくださらないと困ります。

考えたすえ、印刷してもってきた資料以外の資料をその場でPCをあけてお見せしました。

「こちらが宿題の白紙のシートです。こんな簡単なものです。これに受講生さんに記入していただいて、こちらの宿題一覧のようなものになります」

この場合は先方さんはそれをみて納得してくださったようです。

だからPCも持ち歩かないといけない。Dynabook立ち上がりが早いので助かります。薄軽ではありますが非力なわたしには重いです。

さいごは、

「正しい方向の社会イノベーションなんです。どうかお力をお貸しください」

と頭を下げ、先方もわかってくださったようでした。


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 夕方からは、某所で持参の割れおかきをポリポリ食べながら、

正田「○×ちゃん(人名、男性)も一緒に来ておかき食べたらいいんじゃないですかね」
先方「呼ぼうか?○×ちゃん」
正田「○×ちゃんがあたしと仲良くしたいかどうか、じゃないですかね」


正田「これって、うちの県の特産品なんですよ?材料も県特産のものでできてるし。東京とかよそにこれと同じものはないんですから。みなさんわたしが情報発信し続けてるのをみて、麻痺してないです?その麻痺がこわいです。こんなすごいものが目の前にあるのに。
あとこれって、日本が世界に誇る『クール・ジャパン』のコンテンツとして輸出できるものかもしれないんですよ」



・・・

あとは、人の品評会みたいになり、天女はおろか「悪太郎キャラ」全開で、

正田「○×(人名)はもうちょっとまともな男かと思ったけどダメでしたね。あたしがどんだけあの人らに頭下げたかわからない。あそこ部長がきれいな女の人でいかにも『見栄でつくられた部長』ぽいらしいんですけど(注:決してきれいな女の人=無能 と思っているわけではない)そういう部長の下だとモチベーション湧かないんじゃないです?冒険する気になれないんじゃないです?」

―こういう発言をわざわざここにも書くのは今からやり方を間違うと日本中にそういう部署が出現するのではないか、と思っているからです。「オボカタ部長」みたいな―


正田「__(社名)のことはあらゆるアプローチしましたけどダメでしたからね。N_のO_さん(海軍兵学校おじさん)まで動いてもらって社長に直談判して『正田さんをもっと取り上げてくれ』と言ってもらって、それでもおかしなことして潰しちゃいましたからね。O_さんの顔まで潰されて怒り心頭でしたよ」



正田「○×会(団体名)のことはもう諦めてます。前の○×専務の時はよくしていただいた。大阪でやった事例セミナーにも足を運んでくれて、あたしがどれだけ苦労してここまで来てるかご存知だった。今の○×専務はあたしのそういう苦労を知らない、見た目だけで昨日今日出て来た調子よく生きてる女の子、みたいに思ってるし大企業のほうを向いてる」



正田「ここにいるとわからないだろうと思いますけど、県内の色んなところがいかに性差別的かご存知です?うちの県の女性活用度は全国で下から数えて何番目ですからね、働く女性にとっていいところじゃないんですよ。あたしがどんだけエビデンス出しても女だというだけでいろんなところで相手にされない、アポすら応じてもらえない、説明しても一蹴される、それがこの県の現実です。うちの県のスタンダードで考えちゃダメですよ」


―先方の懐の深さに感謝します―


さいごは、人が増えて4人でおかきをポリポリしました。
そこでも悪口雑言。

正田「大企業の女の人事の人はタチ悪いですね。あの人ら『男の先生が好き』でしょ。○×さん(人名、女性)なんかは、苦労して苦労して切り拓いた方だからわたしのことも見下さない、リスペクトしてくださいますけどね。今の代の人たちはわたしがどれほど苦労して『承認教育は有効』っていうのを切り拓いてきたかが見えない。だから平気で自分の手柄みたいに思う。見事にマウンティング女子」


―こういうのは、正田私利私欲で言ってるんじゃなくて、そういう世間知らず苦労知らず罰当たりの人たちが担い手になっても現場リーダーの心には響かないだろうし「承認」への信頼性は生まれないし結局だれも恩恵に浴さないから言うんですよ―


とりあえずどこへ行っても、「『行動承認』まずは読んでみて考えます」となりました。
「すっごく読みやすい本ですから!!」と、強調しておきました。
「本」と「著者」がギャップありすぎだ、と思われるかもしれません。


ご一緒のおかきポリポリのみなさんいい方々そうなのだがこの中には「命令キャラ」の人は居なさそうだ。
だからおじさんが命令してるんだろうか。
さあ、これからどんな展開になるのだろう。


あたしは仮に東京で先に認められても別にダメだとは思わないけれど、
でも自分の県で一番お役に立ちたいんだもの。
裏日本の新温泉町とかからご依頼があるとどんな謝金でも嬉しくてぴゅーっと行っちゃうもの。


そして、あたしが「メディアに取り上げられてない」という状況について、
「正田の努力不足とかやり方が下手」
という原因に帰し続けるのは、ちょっと「正常性バイアス」入ってるかも、と思う。
ものにちゃんと驚かないメディアさんの責任もある。かれらの内部の意思疎通のわるさみたいな問題もある。これまで無定見に変なものを取り上げ続けたせいもある。そして要所要所に「性差別」がある。


ともあれ、「正田の言いたい放題」におつきあいいただいた先方様、
お疲れさまでした&ありがとうございました…



100年後に誇れる教育事業をしよう。
一般財団法人承認マネジメント協会(HPは建設中)