えと、謹厳なわたしとしては珍しく、ほとんどこのブログ始まって以来初めて、自筆イラストを披露してしまいます。

 インフルエンザ、ノロウィルス等感染症の季節ですが、人のこころにも怖い感染症というのがあります。ここ2年ほどわが国の職場や学校に増殖して、いま韓国にもいっている怖い病気が、これです。

アドラーかぶれ毛筆



 たまーに、研修でもWボードに絵を描いて説明することがあるんですが、謹厳で笑いの場面の少ないわたしの研修の中でそこだけは妙に笑いが出ます。

 それはどんな絵だったかというと、「ファーストペンギン」というのを説明しようとして足からボチャンと水に落ちるペンギンの絵を描いたりとか、脳幹の働きを説明していてヘビが攻撃するところと逃げるところを描いたりとか、です。

 
 このところお客様との対話の中でも「バカな自己啓発本にかぶれて勘違いする若手中堅」という話題が出ます。それは結局、上司がちゃんとした尊敬できる大人になって、そのうえで部下の勘違いを修正するという道筋しかない、という話になります。なので上司教育大事です。

 (ただ、色々きいてみると上司世代も結構アドラー心理学本にかぶれた人がいるみたいなんですナー。「褒めない、叱らない」という教義は、ふだん部下に興味もなくて碌にみていないタイプの上司にとっては、自分を甘やかせる魅力的なフレーズなんです。なのでこのイラストは中年男っぽく書きました)
 

 
 思うに人々の現実との接触の絶対量が少なくなるIT時代というのは、妄想とナルシシズムに対してどうマーケティングするかが勝負、という感じになって、出版業界なんかももろ「妄想ビジネス」「ナルシシズムビジネス」みたいになっています。学者さんとか評論家コメンテーターの人たちも、「妄想系」「リアル系」の色分けをしようと思えばできるんじゃないかと思います(大多数は前者なのかもしれない)

 でも妄想やナルシシズムで職場は運営できません。マンションの杭はちゃんと打たななりません、橋の部品はちゃんと溶接せななりません。じゃあどうするかというと、残っているまともな人が知恵を絞って感染症に対して賢い対策をとることでしょう。


 というわけで、妄想感染症リスク対策に社内ポスター、いかがでしょうか。


正田


追記:
今だから言うんですけどね、去年『行動承認』を出したときの担当編集者がこの病気だったみたいなんです。苦痛でしたねえ、こんな人に原稿見てもらうのは。宗教関係の本を異教徒がそれを隠して編集するようなものです。「承認」というものにも著者のわたしに対してもリスペクトがまったくなく、勝手に原稿の字句を変えてどんどん下品にするので(それは契約違反)何度も直し返しました。ついでに「あなたの直した原稿とわたしの書いた原稿どっちがいいか公開して皆さんに見ていただこうじゃないの!御社の恥になるんじゃないの?」って言ってやりました。いいんですよ、今からでも公開しても。