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 ・・・……<<<エウダイモニア通信>>>……・・・
発行日 2016.5.9                 
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 ※「エウダイモニア」は「幸福」、また「栄える」という意味のギリシア語
です。
 「業績1位」の山を築いてきた承認マネジメントの研修講師・正田佐与が、
経済的繁栄を含めたわたしたちの「幸せ」についてご一緒に考えるメルマガ
です。
 
※このメールは、正田が過去にお名刺を交換させていただいた方、イベントや
セミナーに  ご来場いただいた方にお送りしています。
ご不要の方は、お手数ですがメール末尾にありますURLより解除ください。

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 ┃本日の話題 ☆☆☆☆☆
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【1】 エウダイモニアの起源・『二コマコス倫理学』
    ―恥ずかしながら、解説書を読んでみました

【2】 『社会人のための「あの日」の読み方』
    ―メルマガ読者のために、最重要トピックを抜き書きしました

【3】 「不正と日本人」お勧め図書

【4】 連載「ユリーの星に願いを」第8回「自分を大切に」

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【1】 エウダイモニアの起源・『二コマコス倫理学』
    ―恥ずかしながら、解説書を読んでみました

 このメルマガのタイトルにもなっている「エウダイモニア」。この語の起源
であるギリシャ古代の哲学者、アリストテレスの『二コマコス倫理学』を
連休中に読んでみました。
 といっても、解説書です。『アリストテレスの「二コマコス倫理学」を読む
――幸福とは何か』(菅豊彦、勁草書房、2016年2月)という本。非常に、
過去の研究を踏まえながら独自の解釈を施し、良心的に解説してくれている
本と思います。
 読書日記は前後編となりました。こちらからご覧ください
(いずれも長文ですので、お時間と余裕のあるときにどうぞ)

●『アリストテレス「ニコマコス倫理学」を読む』前編――エウダイモニア、
幸福、最高善
>>http://c-c-a.blog.jp/archives/51939597.html 

●『アリストテレス「ニコマコス倫理学」を読む』後編――「性格の徳」、
フロネシス、友愛、観想
>>http://c-c-a.blog.jp/archives/51939825.html 

 今更ではありますが、『ニコマコス倫理学』は今の倫理学の基本中の基本の
用語、概念が出てくる古典です。そして、ポジティブ心理学、幸福学、徳倫理
学など、いくつもの学問分野に枝分かれして研究が深められています。経営学
では、野中郁次郎氏が『ニコマコス倫理学』から「フロネシス(賢慮)」とい
う概念を提唱したことをご存知のかたも多いでしょう。
 職場でのちょっとした“ウンチク”の源として、また現代の諸学問への足が
かりとして、いかがでしょうか。

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【2】『社会人のための「あの日」の読み方』
   ―メルマガ読者のために、最重要トピックを抜き書きしました

 先月Kindleから出版させていただいた『社会人のための「あの日」の読み方』
 ※こちらからダウンロードしていただけます
>>http://ur0.work/tk27

(キンドルが初めてという方のために……、キンドル本を読むのに、iPadのよう
な専用のKindle端末を買われる必要はありません。
 お手持ちのスマホ、タブレット、PCで本を読むためのKindleアプリを、
Amazonさんが無償配布しています。アプリを持っていない人が本を購入しようと
すると、Amazonさんがアプリのダウンロードをお勧めしてくると思います。この
際ですので一緒にダウンロードしてしまいましょう)

 この本をブログ連載からKindle化する際、いくつか加筆した箇所があります。
 なかでも、
「この部分を今、普通に生活している社会人の方はご存知ないんだ」
「だから共通認識がもてないんだ」
と気づき、急遽加筆した部分。
 それが、本の中で言うと第四章2.の部分です。

「STAP論文で小保方さんは何をしたのか?もう一度理研報告書を読んでみ
よう」

 メルマガ読者の皆様のために、その部分を抜き書きしたブログ記事をご紹介
しましょう。

 ※なお、ここに書かれていることは公文書の内容であり、敏腕弁護士を4人
もつけている小保方晴子さんも不服申し立てをしなかった文書です。ですので
一方の側の勝手な言い分という種類のものではありません。ただ、一般には
あまりその内容が知られていないというだけです。

●『社会人のための「あの日」の読み方』余話(5)「捏造」と「データ不在」
のオンパレード――やっぱり基本情報”判決”を読んでみよう
>>http://c-c-a.blog.jp/archives/51939558.html 

 いかがでしょうか。
 あなたのイメージしている「小保方さんのしたこと」と、上の記事の内容は
どれくらいギャップがありましたか?

 「STAP事件」については、陰謀論を含めありとあらゆるオピニオンが存在
します。今、ネットをみると小保方さんへの同情論が強いです。しかし、オピ
ニオンはあくまでオピニオン。ワイドショーで芸能人や評論家がコメントして
いるのと同様の、二次情報三次情報なのです。

 一次情報で「事実」――ここでは、他人が手間暇をかけてご本人にも確認し
たうえで認定した「事実」も含みます――を押さえてから、オピニオンがあな
たにとって同意できるものかどうか、考えてみましょう。

 もう一つ関連の記事をご紹介しましょう。先月出た『研究不正』という本を
題材にSTAP事件について考察し、フェイスブックで多くの方から支持して
いただきました:

●『社会人のための「あの日」の読み方』余話(4)―「研究不正」した人が
「アイドル」という現象が社会にもたらすもの
>>http://c-c-a.blog.jp/archives/51939444.html 

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【3】「不正と日本人」お勧め図書

 2000年代のある時期から、「不正」「偽装」についての報道が急に増えだした
ような気がするのは、わたしだけでしょうか。
 昨年秋からは、旭化成の子会社と三井不動産が関わったマンション杭打ち
データ偽装事件。そして新しいところでは三菱自動車の燃費偽装事件。他にも
枚挙にいとまがありません。

 日本人がある時期から「適応戦略」の変更を迫られているのだ、と言ってい
るのが、社会心理学者山岸俊男氏の『日本の「安心」はなぜ、消えたのか』(集
英社インターナショナル、2008年2月)です。
 読書日記はこちらから

●信頼と安心、空気を読む、武士道と商人道―『日本の「安心」はなぜ、消え
たのか』
>>http://c-c-a.blog.jp/archives/51843225.html 

 また「企業倫理」について書かれた本ではこちらも参考になります。阪急阪
神ホテルズでの食品産地偽装事件のころ書かれた読書日記。

●結局「自分を知る」ことが大事?―『倫理の死角』を読む
>>http://c-c-a.blog.jp/archives/51873796.html 

 それに、「倫理」ということで必ず引き合いに出されるアリストテレスの『二
コマコス倫理学』との絡みでいえば、こういうことを言っております。

●『社会人のための「あの日」の読み方』余話(6)アリストテレス曰く、不
正は嫌悪するのが正しい
>>http://c-c-a.blog.jp/archives/51939831.html 

 今見るとこの記事はそれ単独ではすこし舌足らずなのです。「不正を嫌悪する」
ことと、「正しい行為を愛する(行動承認)」は、かならずセットにしなければなり
ません。あとのほうがきちんとできていれば、前半部分をそんなに強調する必要は
ないかもしれません。
 (現実に、「承認教育」の浸透した職場では、監査でも高い評価を受けるなど、
業績だけでなく倫理レベルが格段に上がっています。)


 世の中、こういう「省略」は、よく起こっているかもしれませんね。暗黙の
前提の省略。いわゆる「倫理教育」と称するものの中にも――。

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【4】連載・「ユリーの星に願いを」第8回「自分を大切に」
By ユリー
 ユリー:マーケティングコンサルタント。人と組織のメカニズムに高い関心
を持つ仏教学習者。40代女性。
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こんにちは、ユリーです。
 このたびの熊本県また大分県の地震により被災された方に心よりお見舞いを
申し上げます。今も避難生活を余儀なくされている方、当事者でなくともご家
族やご親族などが被災された方も、発災以降、心身ともに苦しい毎日をお過ご
しのことと思います。そのようなお一人お一人が、1日も早く安心した毎日を
お過ごしなれますようにとお祈り申し上げます。

 この原稿を書いている今はちょうどゴールデンウィーク直前。このメール
マガジンの読者には現役のマネージャーが多いとお聞きしていますが、多忙な
みなさまは連休をどのようにお過ごしになるご予定でしょうか? 暦に関係な
く勤務が続く方、連休だからこそ片付けておきたい仕事があるという方もいら
っしゃることでしょうし、ご家族の希望のあわせたレジャーを計画なさってい
る方もいらっしゃるでしょうか。

「(悟りを体験して皆さんが実感するであろうことは、)自分の身体は自分のも
のではないけれども、だけども与えられたものだから自分を大切にする、とい
うことではないかと思います。自分を大切にする程度にしか人を大切にするこ
とが出来ないということがしみじみわかるのも、悟りの最初の段階で体験され
る具体的な変化だと思います。」とは、私の尊敬する仏教学者の言葉です。

 仏教を学んでいると、ときどきドキッとするような本質に出会い、それがグ
サリと心に刺さり、自分の未熟さを思い知ります。この言葉もまた然りです。
本当に人を大切にしたいのであれば、まずは自分で自分を大切にすることがで
きる人でなくてはならない。当たり前のことのようですが、組織のため、部下
のため、あるいは家族のためと、年を重ねそれぞれの責任を負う立場になると、
自分のことは後回し、自分をいたわることを忘れがちになります。しかし、
そういう人は、実は人を大切にするのが難しくなる、責任感の強いリーダーが
ときに周囲を傷つけて結果的に組織を弱体化させます。私自身も、自らの責任
感の強さゆえ周囲を傷つけた過去に思い当たる節があります。

 通常は部下や周囲に向けている思いやりや優しさそして承認を、せめてこの連
休のうち、ほんの数時間だけでも、ご自分に向けてみられましたか。多忙なマネ
ジャーのみなさまだからこそ、休息をとりご自分を大切にしていただきたいもの
です。私も、連休中には、自分を大切にする時間を例えわずかでも持ちたいと
思っています。


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 ┃今日の一筆箋  
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 雨のGW明けの月曜となりました。
 良い1週間のスタートとなりますように。

┌─<<現役マネージャー必読!>>──────────────────>
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 発行者 正田佐与承認マネジメント事務所代表 正田 佐与

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