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 ・・・……<<<エウダイモニア通信>>>……・・・
発行日 2017.4.10                 
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 ※「エウダイモニア」は「幸福」、また「栄える」という意味のギリシア語
です。
 「業績1位」の山を築いてきた承認マネジメントの研修講師・正田佐与が、
経済的繁栄を含めたわたしたちの「幸せ」についてご一緒に考えるメルマガ
です。
 
※このメールは、正田が過去にお名刺を交換させていただいた方、イベントや
セミナーに  ご来場いただいた方にお送りしています。
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 ┃本日の話題 ☆☆☆☆☆
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【1】 ヤマト運輸のアマゾン当日配送撤退に思う

【2】 関西で唯一の機会!ゴスペルコンサートのご案内(5・26、丹波)

【3】連載 ユリーの星に願いを・第15回「やりがいとモラル」

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【1】 ヤマト運輸のアマゾン当日配送撤退に思う

 宅配大手のヤマト運輸がアマゾン・ドット・コムの当日配送から撤退する方針を固めました。
 アマゾンについては、ここ数年、配送料無料、当日配送とどんどんサービスが拡大し、ものによっては当日注文して当日届けられるという“早業”も。そのサービスには当然、物流の効率化もさることながら宅配業者さんの並々ならぬご努力があっただろうと思っていたところでした。
 案の定それは労働強化につながっており、ヤマト運輸は長時間労働で昨年連続して労基署から是正勧告を受けていました。
 今回の撤退の報に、やはりわたしたち消費者も便利さに「ただ乗り」してきたことを反省せねば、と思ったことでした。
 日本の労働生産性は産業別にみると、サービス業が慢性的に低かったのです。それは高レベルのサービスにもかかわらず、ふさわしい価格で提供していないから、ということはかねてから指摘されていました。
 「サービスの対価」ということについて、ふさわしい対価を払うかある程度の不便を我慢するか、わたしたち消費者も考え方を改めていくきっかけになるかもしれません。

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【2】関西で唯一の機会!ゴスペルコンサートのご案内(5・26、丹波)

突然ですがコンサートのご案内です。
5月26日(金)19時より、スウェーデン出身の両腕がないゴスペルシンガー、レーナ・マリアさんのコンサートが丹波の森公苑であります。不肖わたくしも20数年前聴かせていただきました、力強い歌声の方です。
「レーナ・マリアコンサート実行委員会」が全国10か所でコンサートをするなか、関西では丹波が唯一の開催だそうです。チケットは前売り2500円、当日3000円。当日無料駐車場あり。手話通訳あり。
お申し込みは主催元の「社会福祉法人山路福祉会」さんにお電話かFAXかeメールで、・お名前・ご住所・電話番号・ご希望チケット枚数を書いてお送りください。ご入金確認後チケットを送っていただけます。
お問合せ・お申込み先:
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【3】 連載 ユリーの星に願いを・第15回「やりがいとモラル」
By ユリー
 ユリー:マーケティングコンサルタント。人と組織のメカニズムに高い関心
を持つ仏教学習者。40代女性。
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やりがいとモラル

こんにちは、ユリーです。
東京は桜の開花宣言後の寒気で、例年になく長い期間桜を楽しむことのできる年だとか、寒さも悪いことばかりではないのね、と思うようになりました。
桜と同時に目に入るのは新入社員とおぼしきスーツ姿の若者たち、彼らは社会人としてのどんな一歩を歩みだしたのだろう?とその横顔や後ろ姿につい見入ってしまいそうになる私、不審者と思われないように気をつけます。

さて、読者のみなさまは「やりがい搾取」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?
「やりがい搾取とは」 https://jinjibu.jp/keyword/detl/816/ (日本の人事部)

昨年、大手広告代理店の女性新入社員の自殺問題を報道で知った時、「どうしてそこまで思い詰める前に、会社を辞めるという選択をしてくれなかったのか。」と咄嗟に思った私ですが、同時にそこまで人を追いつめてしまう組織に埋め込まれた得体の知れない「力」の存在があることも容易に理解できました。しかし、その正体を言葉に置き換えることはできませんでした。

上記のページの解説によれば、
“自分の好きなことを仕事にし、仕事にのめり込んでいく若者たちは、働き過ぎではあっても充実しているし、幸福であるかのように見えます。しかし実際は、経営者側が仕事の中にしかけたゲーム性・カルト性・奉仕性などのからくりによって、若者たちは巧妙にワーカホリックへと動かされている、これは「やりがいの搾取」というべきものだ”
 この解説を読みながら、私が、先の報道に触れて感じた組織に埋め込まれた得体の知れない「力」は、“経営者が仕事の中にしかけたからくり”だと気づきました。
 同時に私の頭に浮かんだのは、かつて訪問したある企業の職場の風景でした。その企業は「営業」の強い会社で、社員の大半が営業職。広いフロアには100人分ほどの机が並んでおり、通路に面した壁にはチーム別個人別の営業成績が張り出されています。また、何人かの頭上には、天井からくす玉や垂れ幕がぶらさがっていました。垂れ幕には「◯◯さん月間MVPおめでとう」とか「連続1位記録更新」とかそういった言葉が踊っていました。そのフロアは20代の若手社員が大半をしめていたこともあり、天井からぶら下がるカラフルな装飾を見ているとそこが会社であることを一瞬忘れてしまいそうになりました。

 目標設定や表彰制度、職場単位の食事会や社外行事などのイベントは、もちろんそれらが正しい意図で正しく運営されるものであれば、職場を活性化し働きがいのある職場のために有効だと思います。しかし、それらが経営者やあるいは管理者の悪しき意図によって行われるものであったらどうでしょう。あるいは、悪しき意図が無いとしても、それらの活動が、ゲーム性ゆえに中毒化したり、カルト性ゆえに思考停止に陥ったり、奉仕性ゆえに自虐化するものであれば、それらは若者の可能性を奪う危険を孕んでいることを我々大人は自覚しておく必要があると感じています。
 先にあげたくす玉や垂れ幕で「成績表彰」をしている企業も決して、悪しき意図をもってやっているわけではなく、その手法は、当然、マネジメント上も効果をあげているのだと思います。一方で、私は一抹の不安を感じるのです。頭上にくす玉を飾られた社員たちの多くは、新入社員時代から残業や休日出勤を当然のこととしてこなしています。社員の勤続年数の平均は決して長いとは言えません。毎年多数の新卒を採用しており、新陳代謝が活発でいつも若い活気があるという言い方もできるかもしれませんが、実際は様々な理由から続かず辞めて行くという現実。
 表彰制度でやりがいを感じてもらう労働環境を作ることもいいのですが、一方で物理的な労働環境(労働時間の管理、休日の確保、有給休暇の取得など)を疎かにすることはあってはならないという経営者あるいは管理者としての当たり前のモラルが、経営指標の達成のプレッシャーに押しつぶされていくという現実があることも、容易に想像できます。
 その中で私たちはどうすべきか?簡単に答えが出るテーマではありませんが、管理者も部下も、残業を減らす、休日出勤を無くす、有給取得など、身近なことを1つずつでも実践する中で、自分のそして周囲の「働くこと」を見つめ直す時間をもっていただきたいと願っています。

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 ┃今日の一筆箋  
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 今号の「ユリーの星に願いを」いかがでしたか?
 原稿をいただいて、ユリーさんとひとしきりメールのやりとりをさせていただきました。記事の中で紹介されている有名な「営業会社」は、承認欲求のことも行動理論もよく理解してそれらを徹底利用して社員の動機づけを行っていると言われます。
 しかし、「行動承認」の立場からみてどうにも違和感を禁じ得ないのは――、社員に対する「リスペクト」の感情の有無ではないか、とユリーさんと意見が一致しました。どうみても社員を子ども扱いしているようです。
 また、「承認」「リスペクト」と言うとき、それは社員さんの人生全体を対象としたもので、人生のバランスを欠いてしまうような仕事のさせ方をするために「承認」や「行動理論」を使うのは間違いなのではないか、とも。
 このあたり実務の中でもよく出会うことで難しいところですがユリーさんがじっくり言葉にしてくださいました。
 気がつくと「ユリーの星に願いを」も連載15回。読者の皆様、これからも応援よろしくお願いいたします!

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