先ほど修学旅行に行った高校生の上の娘と、ゆうべの会話。
娘「母ちゃん、会社って会社によって仕事違うの?」
私「そりゃ色々。営業とか製造とか経理とか」
娘「ふーん。何をやりたいとか自分の希望でできる?」
私「採用面接のときに希望は言えると思うけど、その通りになるとは限らない」
娘「ふーん。勤めてから途中で変わることもある?」
私「あるよ。
このあいだ母ちゃんがあった人はね、ものづくり企業の組合の人だったけど、最初工場の生産ラインにずーっといて、クルマのことなら何から何まで知ってるっていう人だったのね。
ところがその人が、30歳すぎて「調達」っていう部署にいったのね。調達は、その工場ではつくってない部品とかをつくっている中小企業さんとやりとりする仕事ね。まあ、買い付けをするとこだよね。
そこで、初めての仕事でなんにもわからないけど、『生産からきた人は仕事ができない』と言われるとくやしいからって、めちゃくちゃ勉強したらしいよ。
そこの中小企業さんと過去にどんな取引があったか、どんな技術をもっていてどこが強みなのか、しっかり勉強していって話をしたんだって。
あと工場に入ると、生産のことは見れば一発でわかるから、みて
『ここのラインは効率が悪いですよ』
『こうしたほうがいいですよ』
って言ってあげると、喜ばれたんだって。
調達っていうしごとは、取引先のコストダウンも扱うけど、そういうやり方するとわかってない人が言うのに比べてずっとコストダウンできたんだって」
娘「ふーん、すごいなあ」
(↑けっこうこのへんで目が輝きだしてます)
私「その人は今は組合の専従っていって、会社の仕事をしないで組合の仕事ばっかりしてるんだけど、生産と調達、二つの仕事をしたのは良かった、って言ってたね」
・・・
コドモって、意外と「しごとのはなし」が好きなのでした。
他人さまの話で結構ほらを吹ける私。
上の娘2人はそれぞれ、美術科と国際経済科。どんな仕事人間になってくれるでしょうか。
とにかくパリから無事に戻ってきてよね(^^ゞ)
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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