正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

タグ:承認大賞



お世話になっている皆様



おはようございます。NPO法人企業内コーチ育成協会の正田です。


 台風1号の影響で、きょうからあすにかけて激しい雨も降るという予報です。皆様、くれぐれもお気をつけて。


 正田は昨日、東京の友人のオフィスをご訪問。台風前のじわっと汗ばむ陽気でしたが、冷房は入れず。照明は間引きで薄暗く、休日のオフィスかと見まがうほど。


 クールビズがよく売れるのも、わかります。


 浜岡原発の運転差し止めもあり、中部〜西日本でも、真剣に「節電」を考えないといけませんね。


 そして、やや快適さを犠牲にする「節電」対策は、衣服などの工夫にとどまりません。やっぱり「やる気」「元気」を高める工夫もしたいものです…




 今回の内容は:



(1)愛する日本を、「人が元気になる国」にしませんか?
   「承認大賞2011プロジェクト」フェイスブックページをオープンしました
    http://www.facebook.com/shounintaishou2011project

(2)話題の「U理論」を瞑想で体験!
   「U理論ワークショップin三浦海岸」レポート


(3)脱原発、変化に強い組織、男女共同参画、ワークライフバランス
     ―なぜ、スウェーデンにはこれができるのだろう?
   よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか?」
   いよいよ今週日曜開催!


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(1)愛する日本を、「人が元気になる国」にしませんか?
   「承認大賞2011プロジェクト」フェイスブックページをオープンしました
    http://www.facebook.com/shounintaishou2011project


  
  去る6日、フェイスブック上に「承認大賞2011プロジェクト」ページを開設しました。(もちろん、フェイスブックをされていない方も見ていただくことができます)


 多くの優れた識者の方々から応援メッセージをいただき、またこのメールニュースでは表現できなくて残念ですが、大変美しいページに仕上がりました。是非、一度ご訪問ください。

(できればその際「いいね!」を押してくださると、励みになります。ただ「いいね!」には、フェイスブック登録が必要です)


 フェイスブックページ(旧称ファンページ)には、掲示板に当たる「ウォール」のページや、ブログのように長い文章を記録する「ノート」のページがあり、読者と双方向で交流することができます。


 現役ビジネスパーソンでフェイスブックに登録する人は、まだまだ多いとは言えませんが、開設以降、非常に優秀な方々から


「素晴らしいプロジェクトだ」
「わが社からも応募します!」


 と、言っていただき、意を強くしています。


 公式のプロジェクト趣旨文は、フェイスブックではなくWEBページの方に掲載しています。


 「ごあいさつ・イベント趣旨」
 http://shounintaishou.jp


 WEBページも、現役ビジネスパーソンの心を映した美しいデザイン。ご応募はフェイスブックに登録していなくても、こちらのページからしていただけます。読者の皆様、ふるってご応募くださいね!!お待ちしていま
す。

 http://shounintaishou.jp



 また、6日に応募開始して8日には、早々に嬉しい第一号のご応募が届きました!

 元航空会社勤務(客室乗務員)で、以後各社のトレーニング・マネジャーを歴任した「直子さん(44)」より。

 大失敗をして、もう辞めようと思っていた直子さんが、上司に呼び出され言われた言葉は…。今、教育の道に進んでいる直子さんのベースとなったという、温かい承認の事例です。是非、ご覧ください!


 http://www.facebook.com/shounintaishou2011project?sk=app_4949752878#!/note.php?note_id=213659631987287



 この「ノート」のページは、左下の「ページを購読」というボタンをクリックすると、常時最新の情報をご覧になっていただくことができます。


 職場の「上司」が、いかに部下を伸ばすことのできる存在か。またその波及効果としてどれほど組織運営上の良いことが起こるか。

 
 何より、人が人を力づけるエピソードは読むだけで、明日の仕事への活力が湧いてくるはず。


 皆様のご購読とご応募を、お待ちしております!


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(2)話題の「U理論」を瞑想で体験!
   「U理論ワークショップin三浦海岸」レポート


 前号でご報告したとおり、4月26−27日の両日、神奈川県の三浦海岸にて、瞑想を交えた「U理論」のワークショップに参加してきました。


 講師は、瞑想歴35年という株式会社グローバル経営開発研究所の荒木進先生(ICF認定コーチ、APAC(アジアパシフィックコーチ連合)副会長)。
 

 「U理論」は、閉塞感に悩む先進国の共通言語となりつつあります。昨年秋日本でも翻訳が出た『U理論―過去や偏見にとらわれず、本当に必要な『変化』を生み出す技術』(C・オットー・シャーマー、英治出版)がベース。600ページを超す分厚い本です。
 

 「対話」を基本手法としながら、「Uの谷を降り、そして上る」プロセスを通じて、未来からの発想を生み出し、必要な行動を生み出します。


 この「U理論」、原著を読んでもわかったようなわからないような、ですが、荒木先生流の東洋思想的解釈(色即是空、空即是色)をほどこすと、大変よくわかる(…のつもりかもしれないですが…)


 ご興味のある方は、こちらで詳しい模様をご覧ください:

 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51731431.html 

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(3)脱原発、変化に強い組織、男女共同参画、ワークライフバランス
     ―なぜ、スウェーデンにはこれができるのだろう?
   よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか?」(5月15日)
   いよいよ今週日曜開催!


 高福祉の国として知られるスウェーデンですが、現在、国民1人当たりGDPは世界2位(1位はデンマーク)と、高競争力の国でもあります。


 決して最初からそうだったわけではなく、1960年代以来、何度かの大きな構造改革を経て、そうなった。


 恥ずかしながらわたくし正田の大学生のときの卒論は「政治文化論」でした。国民の気質や行動特性、いわば「国民性」とよぶべきものが、政治形態や政治的パフォーマンスにどのような影響を与えるか、という視点がすきでした。


 それでいうと「スウェーデン的なるもの」を生み出した国民性とは何ぞや、というところに興味がわきますが、意外に日本人と似ているところもあるのだとか…。


 決して、スウェーデンになれとは申しません。しかし私たちが複雑な現代をできるだけ小コストで乗り切るための「予防思考」や、それを実現する組織のありかたなど、学んだほうがよいことは多そう。


 今回は2時間の拡大枠。まだ、残席ございます。是非、ご来場ください!

 締め切りは13日(金)とさせていただきます。

 お申し込みはこちら http://c-c-a.jp/cafe/

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★ 「小学生でもわかる『承認大賞』」?


 公式の趣旨文とは別に、フェイスブック向けの趣旨文をこちらに掲載しました。


 「目指せ100の承認エピソード!日本を、『人が元気になる国』に」

http://www.facebook.com/shounintaishou2011project?sk=app_4949752878#!/note.php?note_id=213307435355840



 こちらは、「小学生でもわかる言葉で」とアドバイスされて書いたものですが、フェイスブック上では大きな反響をいただきました。よろしければご一読ください。






★本年上半期当協会の「人づくりラインナップ」、
 講座、例会、よのなかカフェの日程はこちらです。

 下記でご確認ください。
 受講ご希望の方、大変お待たせいたしました。
 日程をぜひ、手帳にご記入ください!


※お申込みページはこちらです
 
 http://c-c-a.jp/contact2/index.php


 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆




5月15日(日) 15:00〜17:00
◆第24回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか?」
ファシリテーター:正田佐与(NPO法人企業内コーチ育成協会代表理事)
会場「アロアロ」にて
詳細 http://c-c-a.jp/cafe/index.html

お申し込み締め切りはあさって13日です!お急ぎください


5月21日(土)22日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜

傾聴・承認・質問の3大スキルを2日間で身につけていただきます。
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


5月28日(土)
◆NPO法人企業内コーチ育成協会通常総会・第11回例会

「今、なぜ『承認大賞』なのか―ミドルマネージャー育成10年の軌跡とルーツを語る」
スピーカー・正田 佐与(NPO法人企業内コーチ育成協会代表理事)
会場:ビジネスプラザひょうごホール
http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=1



6月26日(土)27日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースB
〜あえて伝える本気のコミュニケーション〜

フィードバック・叱る・怒る・強みの活用・学習スタイルなど
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


8月6日(土)7日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC
〜リーダーシップの内面の旅〜

ケーススタディー・感情・価値観など
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0




※詳細とお申込みはこちらから

 http://c-c-a.jp



※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html


より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


雨の中も、心は快適に過ごされますよう。


 
■□
□■―――――――――――――――――――


神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp



NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/


愛する日本を、人が元気になる国にしませんか?
「承認大賞2011プロジェクト」ご応募はこちらから
http://shounintaishou.jp

応募事例はこちらで読めます
http://www.facebook.com/shounintaishou2011project
⇒ページ左側の「ノート」をクリック


「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
http://c-c-a.jp/topics/archive.php?page=1


去る8日、「第一回承認大賞」審査委員会が開かれ、大賞以下各賞を以下のように決定しました。


【上司部門】
◆大賞

1.部下の研究アイデアを引き出し「先生に突撃インタビューしておいで」「よくそんな良い先生がつかまえられたね」「いい情報が得られて良かったね。また、明日も頑張って」

 
annieさん(医療機器・試薬製造、主任研究員、47歳)


悩んでいた研究員の部下と何度も話し合ったところ、検査システムのアイデアは持っていたが臨床ニーズに自信が持てないことがわかった。ちょうど神戸で関連の学会が開かれていたので、上司は先生に突撃インタビューすることを提案、初日のインタビューから帰った部下を励ましたのが上記の言葉。部下は翌日もインタビューに行き、上司の携帯に「朗報です。先生から『是非そういう検査を作ってください』というコメントをいただきました」と報告メールをくれた。(この案件は現在研究プロジェクト立ち上げ準備中)

全文は⇒http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51628767.html



2.やる気の見えなかった女性部下に社外研修会に行かせ対外的に発言する機会を持たせた。すると当事者意識を持ち、積極的に発言・行動し周囲を引っ張るようになった

大里雄一さん(株式会社神戸設計ルーム 代表取締役社長  歳)


入社10年目の中堅社員だが同期の男性社員と比べ、積極的なやる気があまり見られなかった。今年3月から社外研修の場に出し、対外的な発言をする機会を増やした。役割を与え、成果の検証を行い、褒めることを意識した。「考え方のバランスが良いから、思ったことはどんどん発言して欲しい。」「勇気を出して階段を一段ずつ登れば、見える景色は変わるよ。」などの言葉がけをした。すると気づいたことを行動に移せるようになった。最近は他社の社内活性化の取り組み状況を学び、「社内での勉強会が必要です」と発言。非常に高い問題意識を持つようになった。

全文は⇒http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51630316.html


◆NPO法人企業内コーチ育成協会賞

置手紙で「等身大のあなたでいい」。混乱しやすいバイトの女性へのいたわり。優先順位をつけられるように

ハンドルネーム「恥ずかしがり屋なもので…」(ソーシャルワーカー事務所取締役、女性、36歳)


 4月に入ったばかりのアルバイトの女性。仕事がなかなか上手く進まないと悩み、段取りを気にして焦って空回りしていた。言葉で「あなたはあなたのままで一生懸命すればいい」と伝えたが伝わらないようだったので、出張のときメモを残して日々の感謝とともに「等身大の○○さんでいい」と伝えた。深夜にメールで「手紙があったかくて涙が出ました」と返信。以後は日誌を書くことを意識し、優先順位を整理し、混乱具合は減ったようだ。

全文は⇒http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51628461.html


◆審査委員長賞

同行して「しっかりした訪問ができているじゃないか」。全員の前で紹介、発言させる。力強く発言し、受注が増えた

永井博之さん(OA機器販売/サポート業、営業部長、46歳)
 

成績も悪く態度や目つきも悪かった営業社員。名前を呼んで挨拶することから始め、次に本人と営業同行をした。すると良いところを発見でき、「しっかりした訪問ができているじゃないか」「お前の発想悪くないなぁ。面白いよ」と伝えた。また朝礼で皆の前で、彼の仕事ぶりを紹介し、本人からもみんなにコメントしてもらった。最初はボソボソだったが2度目には力強く発言してくれ、見た目も顔の肌ツヤが良くなり、笑顔が増えた。結果受注が増え、返事が一言でなく意見を言ってくれるようになった。

全文は⇒http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51627236.html


【部下部門】

◆大賞

もう辞めようかというとき、他校の校長先生が「あなたはよくやっている。そのまま頑張ればいいんだよ」

万年青年教師さん(兵庫県内の高校の教頭先生)


問題山積のクラスを引き受けたが上手くいかず同僚の協力も得られず、もう教師を辞めようと思っていたときのこと。以前その学校に10年以上勤めていた先輩教師で、他校の校長がわざわざ学校を訪ねてくれ、「子どものことを第一に考えて頑張っていたら、子どもも保護者も同僚もわかってくれる。あなたはよくやっている。そのまま頑張ればいいんだよ」と言葉をかけてくれた。年甲斐もなく涙が出て、その後はできるだけ生徒と行動をともにし、家庭訪問を繰り返した。この先輩は翌年、校長在職中に亡くなった。

全文は⇒http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51617505.html


◆準大賞

厳しい名物部長が、静かに「お前なら当然やな」。大型案件を受注し最終日に予算達成クリアしたときの思い出

ハンドルネーム「ターニングポイント」さん(大手メーカー研修部門チーフ、49歳)


事務機の営業当時、最終日に部の予算達成が厳しい状況の中、奇跡的な出来事の連続で大型案件を受注できた。全国一厳しい名物部長はこのとき、いつもの檄を飛ばす口調ではなく、静かに周りにも聞こえない位の声で「お前なら当然やな」と言ってくれた。表面上「はい」と答えたが、本当に嬉しかった。以来自分も、後輩や子どもたちに「頑張ってるな!」「良かったな!」「さすが!」「お前なら当然や!」を言っている。人材育成の道にシフトしたきっかけになった。

全文は⇒http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51630312.html

◆NPO法人企業内コーチ育成協会賞

転勤の時「よく頑張ってくれたな。ありがとう」
ハンドルネーム「ほしちゃん」さん(金融機関、28歳)


少しのミスも見逃さない、寡黙で仕事一筋の男性上司。緊張感を持って仕事していた。3年その下で働いたあと自分が転勤することになり、最後の日の昼休みに二人きりになった時、上司が「よく頑張ってくれたな。ありがとう」。とても嬉しく、涙ぐんでしまった。

全文は⇒http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51628446.html

◆代表理事賞

迷っていた時「中途半端はやめろ!」

岡田悦夫さん(私立大学総務部長、56歳)


34年前、大学に就職して2カ月のころ。書類未提出の学生への督促業務で、掲示などで呼びかけても、なかなか未提出者が減らないので、この業務を打ち切ろうかと迷っていたところ、上司から「中途半端はやめろ!」。中途半端で投げ出すのは、きっちり提出している大勢の学生に対して失礼ではないか。と叱られた。自分の甘さに気づき、ずいぶん考えさせられた。以来、学生の立場や業務の目的などを考えながら、仕事をするように務めた。どのような小さいと思える仕事でも、最後まで丁寧に業務を行うようになった。現在は、上司の立場で黙認や遠回しの発言は避け、自分が嫌われても部下には直接注意している。

全文は⇒http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51617799.html


●その他の応募事例●

【上司部門】
「俺はイーブンな立場で君に接することにする」1962_tigerさん(事業部長、48歳)
「いつもありがとう。忙しいことは重々承知していますが…」N.Aさん(医療用具メーカー、営業部長、56歳)
「○○さんに、すべてを任せます」オオマエさん(人材派遣業、常務取締役、38歳)
「もう私がいなくても大丈夫でしょ」オオマエさん(同上)

【部下部門】
「遠慮は無用」橋尾ちさとさん(ひょうご仕事と生活センター、相談員、35歳)
「おまえならやれると思った」廣瀬愛之さん、((株)ウエストデータプロ、28歳)
「あなたがやってくれる方が安心して見ていられる」としくんさん(製造業(化学)、主任研究員補、41歳)
「○○さんって人から頼りにされ、信頼されるでしょ」オオマエさん(同上)





審査委員会はすごく難航しました。
今年の応募事例はレベルが高い!どの例が大賞を受賞してもおかしくないものがひしめきあいました。

惜しくも選にもれた事例も、上司の方の一生懸命さ、部下に対する優しい思いやりや信頼が伝わるものばかりです。

ご応募くださった皆様、本当にありがとうございました。

是非、また来年も新しい事例でご応募くださいね。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp



会員の「としくん」より、上司から言われた印象的な言葉をご応募いただきました!

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関係 = 直属の上司、男性


状況 = 顧客に改良サンプル品を急ぎで合成せよとのことで、私とその部下と共同で仕事を進めていたが、その部下は合成に対する苦手意識があってか仕事のスピードが遅く、上司から見るに苛立ちが日増しに募る一方であった。


言われた言葉 = 「あなたがやってくれる方が安心して見ていられる」


あなたの反応 = 状況を鑑みれば複雑な気持ちではあったが、私自身入社して15年間、上司から褒められた経験がほぼ完無だったので、素直に評価してくださった上司に対して感謝の気持ちを持ったと同時に仕事においても大いに励みになった。


後日談 = 業務効率がアップし、結果目標とするものを予定通り合成し、滞りなく顧客にサンプル提出することができ信頼関係を構築できた。


コメント = 私自身の良い面を正当に評価してくださったという感謝の気持ちは当然あったものの、例の部下に対する苛立ちをぐっとこらえておっしゃった忍耐強さを持つ上司の心の懐の深さに大いに学ぶものがあった(帝王学という観点においてですが)。


ハンドルネーム= としくん

お勤め先 = 製造業(化学)
お役職 = 主任研究員補
年齢 = 41

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「状況を鑑みれば複雑な気持ち…」ですよね!!


 しかし、何かを選ばなければならない、という決断を迫られた状況に、この上司の方もあった、というべきでしょう。


 そのときに、

「あなたがやってくれる方が安心して見ていられる」


 印象的なIメッセージですね〜。指示命令でも良かったのかもしれませんが、としくんさんの「やる気」は、こちらの方が格段にアップしたことでしょう。


 としくんさん、素晴らしい事例のご応募、ありがとうございました!!



 「第一回承認大賞」ご応募はきょうが〆切です!


 http://c-c-a.jp/award/index.html


あなたの「力づけた言葉」「力づけられた言葉」記念に残しませんか?

 ご応募、楽しみにお待ちしています!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 友人の神戸設計ルーム社長・大里雄一さんからのご応募です!


 関係 = 社長と社員(部下)の関係。女性、入社10年目の正社員


状況 = 昨年まで与えた作業をこなすことが仕事であると割り切っていた彼女。中堅社員である彼女は同期の男性社員と比べ、行動に見劣りする点が多かった。(積極的なやる気があまり見られない。)今年の3月から社外研修の場を通じ、対外的な発言の場で話をする機会が増えました。すると少しづつ行動に変化が見られ、現在は同期の男性社員以上に積極的に発言し行動し生き生きとした表情が見られ、周囲を引っ張っていけるようになりました。

伝えた言葉 =
まずは役割を与え、成果の検証を行い、褒めることを意識しました。アドバイスの仕方も自主的に行動できるような(指示ではなく質問形式での)会話を心掛けました。
「考え方のバランスが良いから、物事を全体的に見れるはずだよ。だから、思ったことはどんどん発言して欲しい。」
「勇気を出して階段を一段ずつ登れば、見える景色は変わるよ。少しずつ登っていけばいろいろなことが見えるよ。」


部下の反応 = 自分で気付いたことは行動に移せるようになったと思います。全社員の前で発表する時の姿勢が大きく変わったように感じます。(堂々と自信を持って話すようになりました)


後日談 = ある研修会での懇親会のあと、「気になるA社の社内活性化の取組み状況を聞いてきました。」と聞きました。「社内での勉強会が必要です。」と言われました。思いがけずの言葉に驚き、よくよく聞いてみると非常に高い問題意識を持っていました。1年前には考えられなかったことです。役割を与え、気付きが生まれる環境作りを行うとここまで変わるのかと改めて学びました。


コメント = 最近「Y理論」を強く意識します。社員一人ひとりが自主的に行動できる経営環境づくりが私のミッションであると強く感じるようになりました。今回の社員の変化のように、まだまだ目に見えて変化がわかるような社員は少ないですが、日々の行動の積み重ねとコミュニケーションの量と質を段階的に高めていくようにします。

name = 大里 雄一

お勤め先 = 株式会社 神戸設計ルーム

お役職 = 代表取締役社長

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 勤続10年の女性社員。

 自分がその立場だったらどうだろうなぁ、どんな風景が見えているかなぁと、つい想像してしまいました。


 新たな役割、社外に出て行く役割を与え、発言させるようになって、さらに社長からの親身な助言があって、どんどん意識が変わってきた、というエピソードです。


「自分の人生とか仕事はこんなもの」


 割り切っていた毎日に、いきいきと躍動感が出たかもしれませんね。

 そして社内にもその前向きエネルギーが伝播し…。



 大里さんは、このご応募のために、この社員と何度も話し合って事実関係や意識の「すりあわせ」をしたとのことです。


 大里さん、素晴らしい事例をありがとうございました!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

受講生の「ターニングポイント」さんから、20年前の思い出の事例が届きました!

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関係 = 直属の上司。男性。20年前転職した職場の部長で、全国一厳しい名物部長だった

状況 = 事務機の直販事業部門での営業当時、その最終日に部の予算達成が厳しい状況でした。自信があった訳ではなかったが、私は来期の見込みとしていた大型案件を受注見込みとして申告しました。そして、奇跡的な出来事の連続で結果受注することが出来ました。


言われた言葉 = 仲間や先輩達から掛けられた『凄いなぁ!』とか『隠していたんじゃないの?』と同様の言葉を掛けられると思っていましたが、その部長は、いつもの檄を飛ばす口調ではなく、静かに周りにも聞こえない位の声で『お前なら当然やな。』と言ってくれました。


あなたの反応 = ただ、表面上は『はい』と応えていましたが、本当に嬉しかったのを覚えています。そして、時間が経つにつれて、そして現在もあの日の出来事・シーンの数々と私の心理状態を鮮明に思い出す事ができます。


後日談 = それ以来、その言葉は私のモノになりました。本当にしっかり後輩や子供達を観ていると、『頑張ってるな!』『良かったな!』に加えて『さすが!』『お前なら当然や!』を意識して使っています。私が人材育成の道にシフトした切っ掛けだったのかも知れません。


コメント =
あの時、この言葉以外で褒められていたら、たぶん忘れていたと思います。
厳しい状況で私が無理をして申告した事をしっかり観ていて、私の思いを理解したうえで、私が帰社する数十分の間に選んでくれた一言だと思っています。20年経った今でも、この話をする時、涙が出てきます。その部長は今年5月に定年されましたが、私を育ててくれた大きな承認の言葉でした。

ハンドルネーム = ターニングポイントさん

お勤め先 = 大手メーカー研修部門

お役職 = チーフ

年齢 = 49

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檄を飛ばす上司、厳しさで人を伸ばす上司の方。今でもきっといらっしゃるでしょう。


そんな上司も「ぽろっ」と、褒めてくれる時があります。


「お前なら当然やな」。


万感のこもった言葉だったことでしょう。情景が浮かびますね。


ターニングポイントさんにとって、20年来忘れられない言葉になりました。


ターニングポイントさん、素晴らしい事例をありがとうございました!




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

会員さんから、素敵な「承認」事例をいただきました!

N.Aさん、絆創膏メーカー営業部長さん56歳から、同じ営業部の女性部下に対してです。

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関係 = 直属の部下、女性、正社員

状況 =

彼女は、毎月の全体の売上集計報告はメールで行ってくれています
ただ、月初めの経営会議に必要な得意先・商品別集計は、コンピューターがやってくれるのですが、これにどれだけ貢献しているかの対策数字表は、手入力しなければならない
月次締めから経営会議まで数日しかなく、これまでは間に合わないことが常識のようになっていました
彼女は営業部に所属していますが、他部課への応援も積極的に行ってくれています


伝えた言葉 =

○○さん、いつもありがとう
毎日忙しいことは重々承知していますが 今月の経営会議は○○日です
月次処理から○○日しかないけど、○○日にできればありがたいのだけど・・・・


部下の反応 = (私の希望日前日の) ○○日の遅くになるかもしれませんが、集計、報告できるようにします



後日談 =

私が要求しなくても、当月の中間売上、締め状況を報告してくれるようになった
また、経営会議の予定を自分で確認し、私の検討日数も考えた資料作りをしてくれるようになった


コメント = 心からの感謝の言葉は、相手に通じる


name = N.Aさん

お勤め先 = 医療用具メーカー
お役職 = 取締役 営業部長
年齢 = 56


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 忙しい相手に一層の負荷をかけるときの言葉。


 心からの感謝の言葉を添えることによって、相手は言われた以上のことを自発的にしてくれるようになったんですね。


 責任感の高いタイプの女性にこういう「承認」の言葉、すごく響きますよねー。

 でも狙ってそうしたわけではなく、やはり「心から」感謝したのが良かったのでしょう。

(逆に「してくれて当然」になると、痛いしっぺ返しも?)


 安藤さん、素晴らしい事例をありがとうございました!!(^^)/





 「承認大賞」ご応募〆切は26日(日)です!


 伝えた言葉、成長させてくれた言葉。事例をお持ちの皆様、悔いのないようぜひ、ご応募くださいませ。
http://c-c-a.jp/award/index.html



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 研修先の受講生さんから、「研究組織」での承認事例が届きました!


 医療機器・試薬製造会社のannieさん(男性、47歳)が、部下を力づけ研究テーマをつかませた事例です。


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関係 = 直属の部下、正社員

相手の性別 = 男性


状況 =
私の部下のNさんは今テーマ捜しをやっています。
去年もやっていたのですが、彼自身どんなことをやって良いかを決めかねており、なかなか自信を持って上司に提案できない状況だったみたいです。


Nさんから今年度の初め、これまで彼が考えてきた内容をいろいろ聞いて話し合った結果、実は彼は何も考えていないのではなく、測定コンセプトに関するアイデアは既にあること、ただそれがどのように使ってもらえるか(臨床ニーズ)に関して自信が持てていないことがわかったので、少し市場調査をすることを提案していました。



伝えた言葉 =
神戸でちょうど良い学会があったので、
終了後、先生に突撃インタビューしておいで”
ということで彼を送り出しました。

翌日Nさんは、学会終夜に会社に戻ってきて、開口一番
”今日は朗報があります!”
と言い、その日突撃インタビューできた内容を一気に語り出しました。彼は結構有名どころの先生3人に突撃インタビューしていましたので、実際よく頑張ったと思い
”良くそんな有名な先生をつかまえたね。”、
”心強い情報が得られて良かったね”

などと言葉をかけ、その日は、
”また、明日も頑張って!!”
と再度送り出しました。



部下の反応 =
”また明日も、頑張って突撃してきます”
言いながら、足取りも軽く帰って行きました。



後日談 =
翌日、私は別の学会に出張しておりましたが、普通なら翌日報告なんでしょうが、Nさんは余程うれしかったのか、わざわざ私の携帯にメールを送ってきました。以下はその時のやりとりです。

Nさん 
今日も突撃頑張っていますね
非常に心強い情報が得られて私も嬉しいです。
Yさんもさっき発表が終わりました。質問にも的確に答えて、堂々とした立派な発表でした。

On 2010/06/25, at 11:00,
  朗報です。
  肺炎の教育講演で発表していた長崎大学の検査部講師の先生からも
  「是非そういう検査を作って下さい」
  というコメントをいただきました。



コメント =

研修で傾聴・承認を学びながら”いい大人が褒められたり、認められたりしても、うれしいことには違いないけどそんなに簡単に変わるか?”
などと、正直ちょっとうがった見方をしていましたが、”案外、効果があるんだな”というのが今の実感です。



ハンドルネーム = annie
お勤め先 = 医療機器・試薬製造会社
お役職 = 主任研究員
年齢 = 47


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 医学の研究というロジカルな職場で、「褒められたり、認められたり」することが果たしてパフォーマンス向上に有効なのか?


 ということに、見事に答えが出ました。


 「朗報です!」

 「今日も突撃行ってきます!」


 Nさんの弾むような言葉、行動。


 理解ある上司に出会うことがこんなにも1人の人に力を与えるものでしょうか。


 研究組織でも若い人を力づけるって本当に大切なことだな、ということと、

 ひょっとしたら、こういう研究こそが、日本が生き残る道なのかもしれないと。
 大げさかもしれませんが。私自身にも本当に目の前が開けるような学びでした。

 
 annieさん、カフェの皆さんに見られると照れくさいかもしれませんが…、


 素晴らしい事例をありがとうございました!


 (皆さん、くれぐれもからかったりしないでくださいね。)



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

女性上司から、素敵な置手紙の事例です。

ソーシャルワーカー事務所取締役、「恥ずかしがりやなもので…」さん(36歳)より。

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関係 = 直属の部下

相手の性別 = 女性

相手の資格 = パート・アルバイト

状況 = 今年4月より業務スタート。数ヶ月がたち、なかなかうまく事がすすまないと悩んでいるような状況。(私から見れば,新人の時にはしょうがない。ひとつずつ経験してやっていくしかないことと思っている)


伝えた言葉 = 出張して不在の日にメモを机に残す。内容は、日々の感謝と「等身大の○○さんでいい」と言葉をつける。(思いとしては、そのままでいい、と存在の承認をしたかった)


部下の反応 = 直後の様子はわからないが、深夜にメールにて「手紙があったかくて涙がでました」とあった。


後日談 = 「業務が片付かない」と焦っていることがそれまでには続いていたが、日誌を書くことを意識し、業務の優先順位を整理し、混乱具合は減ったように思う。


コメント = 常に?意識していることは「あなたはあなたのままで一生懸命すればいい」というメッセージ。しかし、行動をみていると焦って空回りしていたり、仕事の段取りが気がかりで終始気にしている様子を感じていた。私からのメッセージは届いていないのだろうか?と焦っていた。彼女なりに「ストン」と心に入らなければ私が言ったつもりも伝わっていない、というシンプルなコミュニケーションミスを感じた。まずは、相手の話を聞きどうしたいのかを一緒に考えないと成長はないのかあ・・・と考えさせられました。

ハンドルネーム = 恥ずかしがり屋なもので…

お勤め先 = ソーシャルワーカー事務所

お役職 = 取締役

年齢 = 36


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一生懸命で空回りするアルバイトの女性。


「あなたはあなたのままで一生懸命すればいい」。

口頭で伝えても伝わらなかったときは…メモを残してあげる。


心に届いたようで、何よりです。


彼女の新しい創意工夫や自信につながったようですね。



「恥ずかしがりやなもので…」さん、素晴らしいご応募ありがとうございました!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会

金融機関にお勤めの「ほしちゃん」(女性、28歳)よりのご応募です。


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関係 = 直属の上司
相手の資格 = 内部役席、調査役
相手の性別 = 男性


状況 = 3年ほど上司の下で仕事をしてきましたが、辞令が出て私が転勤することになり、最後の日の昼休みにたまたま上司と二人きりになったとき、こちらからお世話になったお礼を言おうと思っていたのに、上司の方から先に言われた一言。


言われた言葉 = 「よく頑張ってくれたな。ありがとう。」


あなたの反応 =

「こちらこそありがとうございました」と言うのが精いっぱいでした。
足を引っ張っていることが多いと思っていたのに、最後に「ありがとう」と言われて、今までがむしゃらに頑張ってきたことが認められたような気がして、とても嬉しく、涙ぐんでしまいました。


後日談 =

転勤後、上司に教わった仕事のやり方で一生懸命頑張った結果、成績上位で表彰されました。
上司のお陰だと思いました。
新しい店舗の上司からは「一番仕事ができる」と評価をしてもらえたし、新入社員の指導も3年連続で任されました。
とてもうれしかったです。


コメント =

上司はいつも寡黙で多くを語らず、仕事一筋の真面目な人です。
少しのミスも見逃さないので、みんな緊張感を持って仕事をしていました。
特に私は、いつも話す時に緊張していました。
上司は仕事がかなり出来るので、質問したら必ず丁寧に教えてくれて、分からないことは必ず調べて教えてくれて、質問に対して「分からない」と答えることはありませんでした。
私はそんな上司について行くために、必死に仕事をこなす毎日でした。
新しい仕事も随分教えてもらいました。
いつか上司のように仕事ができるようになりたいと思いました。

ハンドルネーム = ほしちゃん
お勤め先 = 金融機関
お役職 = なし
年齢 = 28


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「よく頑張ってくれたな。ありがとう」


特別ではない言葉ですが、長く一緒に仕事をし、厳しく緊張感をもって接してきた尊敬する上司からのこうした一言。


嬉しいですよね!


とくに男性の上司からこうした一言を言うのには、少し照れや抵抗があるかもしれません。


ぜひ、上司の皆さんは惜しまずに言ってあげてください。


よい上司との出会いは、その人の仕事人生を一生左右し続けることがあります。

「ほしちゃん」さんは転勤後の店舗で成績上位で表彰され、新しい上司からも「一番仕事ができる」と評価されたそうです。


「ほしちゃん」さん、素晴らしい事例をありがとうございました!


柄にもなくちょっとウルウルきている正田です。なぜだろう。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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「第一回承認大賞」6例目のご応募がありました!


姫路の廣瀬愛之さん、以前勤めていた会社での思い出です:


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言ってくれた人との関係=以前の会社(タイヤ卸業)の上司や先輩など


性別 = 男性


相手の資格= 所長や先輩



状況 = 毎月の目標を4ヶ月連続達成



言われた言葉 = おまえならやれると思った。



あなたの反応 = ありがとうございます。



コメント = 褒められると照れてしまいますがやる気はでますね。


name = 廣瀬 愛之



お勤め先 = 株式会社ウエストデータプロ
お役職 = 正社員
年齢 = 28


「第1回承認大賞」

今回も、凄い力作を応募してくださったー。


ニッポンの経済活動のためにも社会の維持のためにも、職場で若い人が元気になるのはいいことだー。




ただこれまでの応募事例をならべてみた時思うのは、


「力を発揮できていない成功体験の少ない若い人とか、


すごい苦境にある人とか、


を『承認』の力で救った」



というパターンの事例が多いような気がします。



いわば「離れ業的承認」。



文句言っちゃいけません。



でも、応募の少なさをみたとき、なぜ応募しにくいのか考えた時、


「達人の技」しか応募しちゃいけないのか、



というイメージをもつとそれはハードルになるんじゃないかと思います。



「今どきの困った若い人」を救う、ということは本当、社会の維持のためにも大事なことなのですが…、



ほんとは、何気ない承認の言葉で人の顔が少し明るくなった、


という程度の事例も沢山あっていいんじゃないかと思う。


こういうのは武術や芸事の学びと一緒なので、


入口のところの手ごたえを大事にすると、次の高度な段階に行ける。


だれもがその入口レベルのことはできるようになるといいなと思って


この「承認大賞」も、運営してるんですが。



求む、「何気ない事例」!



もちろんこれまで応募してくださった高度な事例の皆さんにも感謝を。





神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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受講生さん初登場です!


OA機器販売/サポート業の営業部長、「永井博之」さん46歳より。



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関係 = 直属の部下。男性、正社員。
普段は私でなく課長が面倒を見ている。


状況 =

成績も悪く日頃より態度や目つきが悪かった。周りからも浮いていた。
名前を呼んで挨拶することから始め、次に本人と営業同行をした。
すると彼の良いところを素直に発見できた。




伝えた言葉 =

「しっかりした訪問ができているじゃないか。」
「お前の発想悪くないなぁ。面白いよ」
また朝礼で皆の前で、彼の仕事ぶりを紹介し、本人からもみんなにコメントしてもらった。(2回ほど)




部下の反応 =

最初はボソボソと話していたが、次には簡潔に力強く発言してくれた。
人に伝えたいという欲求があることを感じた。
見た目も顔の肌ツヤが良くなった。
笑顔が増えた。



後日談 =

受注が増えた。
シャイな性格は相変わらずだが、返事が一言でなく意見を言ってくれるようになった。


コメント = 素直に喜びを表現出来ない人もいる。目つきが悪く印象の悪い人間もいる。でも彼らに目線を合わせ彼らの立場に立つことで彼らの努力が見えてくる。素直にその努力を認めれば信頼関係も生まれ、自ら主体的に力を発揮しようとすることが分かった。



name = 永井博之


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 いかにも営業現場らしい、同行の場面での「承認」。


 「良いところを見てやろう」と上司の方が腹をくくった時、1人の人の別の面が見えてきたりしますね。


 また、言葉がけ次第でそれが光り輝いてきたりします。


 
 この若い方も、こうした関わりがなかったら埋もれてしまったままだったかもしれません。


 
 成功体験が少ない世代が社会人になる時代。


「ゆとり世代は教えても伸びない」

と、サジを投げた発言もメディアでちらほら目にするようになった昨今ですが、上司の方の人間力次第では何とかなるかもしれないのです。



 「受注が増えた」嬉しいですネ。


 部下のかたの成長とともに、上司の方も報われた感をもっていただけると嬉しい。


 こうして、事例を応募され、公開することが上記のような好ましい変化を定着させることにつながれば、私どもも嬉しいです。


「承認大賞」ご応募はこちらから

http://c-c-a.jp/award/index.html

 
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「第1回承認大賞」〆切があと2週間とちょっとと迫り、


 過去の受講生さんへの電話やメール攻勢をしています。



 これまで、新聞報道などでご覧になって4例のご応募がありましたが、


 なかなか一見さんのご応募というのは難しいのかもしれない。



 でも受講生さんはまた、不思議と応募してくださらなかったのでありますが、


 本日メールのやりとりをしたある受講生さん:



「承認」の効果は絶大です。

正田さんの本とセミナで学んだことを実践したおかげで
確実に成果として表れています。
ありがとうございます。

一つの事例が、
私たちと同じように悩める!?ミドルマネージャーに
勇気を与えることができればうれしいことです。

ただ、承認された側の本人にインタビューとかあると思うと
作為的にしていたのかと思われることが心配で
応募が少ないのではないでしょうか。

私はそれが主な理由で応募していませんでした。

本人が本人の力で
成長出来ていると自信を持って仕事をしてくれればその方がいいのです。





 成果が表れているというのは、嬉しいことですねぇ。。

 
 この受講生さんは、本とオープンセミナー(講座)で「承認」を学ばれたかたです。


 企業研修と講座、正田は伝え方を変えるわけではないのですが、

 また正田はこの分野の研修講師としては人一倍、マトモに正面から説明を尽くすほうだと思いますが、


「場の力」というのでしょうか、


 本気で貴重な休みを利用して来られている受講生さんがたでつくる場というのは、高い学習効果を生み出す、よって同じ伝え方をしていても効果に差がでてくる、というのが実感です。



 サード・プレイスのほうが学習効果が高い。そういうことを、真剣に検討してもらえたらいいのですが。


 もちろん、企業研修とか組織内研修で成果を挙げた受講生さんはゼロではなくて、1つ前の記事に出てきた「承認50人斬り」をされた受講生さん(あ、言っちゃった^^;)などは組織内研修の中から育ってきた人です。



 上のメールに対する正田のお返事:


ありがとうございます!!
__さんのハートウォーミングな部下の方とのやりとり、
これまできかせていただいたものも十分に素敵でした。

非常に、楽しみにしております。



※「受賞の場合は部下にコメントを」などという但し書きがついていて
申し訳ありません。
疑いぶかい新聞記者さんが、
「もしきらいな上司からの承認だったらどうするのか。
部下自身は全然嬉しいと思っていなかったら」
と、しつこく追及されるので、そういう要件にしないといけなかったのです。
きっとその記者さん自身が上司のことをきらいなんだと思います…

去年の例では、部下にコメントをとっていただいたところ
「部下はあんまりピントの合ったコメントをしてくれませんでした」
「おぼえていてくれませんでした。思い出したけど、
『あ、支局長から言われたのでそうしました』ぐらいの感想でした」
が大半で、
中には
「部下は『あのとき涙が出そうに嬉しかったです』と言ってくれました」
というものがありました。

コメントが上司―部下関係をそこなったということは
なかったようです。


また、どの方も受賞を大変喜んでくださり、
その後も引き続き良い上司になられています。

上の講座(基礎Bなど)にすすまれて、
部下からのフィードバックをとってもらったときも
「やったことについてはきちんとほめてくれる」
などの感想がありました。


なので、「コメント」重たいかと思いますが
それを乗り越えて、ぜひ。


 


(注:ここでは新聞記者さんを悪者にしていますが本当は記者発表でしつこく追及される前から、「部下のコメント」云々の要件は入れていました。やっぱり、部下目線も盛り込まないと危ないかな―と思って。


でも受講生さんが、「部下は自分で成長できたと思ってほしい」というお気持ちも痛いほどわかるのです。)



 これに対して、


遅くなりましたが
送らせていただきました。


今まで不満がある顔をしていた子が
笑顔になると本当にうれしいですよね。
そういう人を増やせるようにがんばります。






さて、その事例とは…。


 
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ブログ

「第1回承認大賞応募例」を開設しました:

http://shounintaishou.blogspot.com/


現在までにいただいている、応募事例No.1~No.4をご紹介しています。

今後も新規のご応募があり次第、更新していく予定。


これまでは当ブログでご応募をいただくたびに紹介していたのですが、思い切って別建て専用ブログにしました。


お蔭様で「ぐっと見やすくなった」と、好評です☆


読者の皆様、ぜひ御訪問ください!


そしてもし、「こういう事例、うちの職場にもあるある」と思われたら…、


ご応募のページはこちらです↓↓↓↓

http://c-c-a.jp/award/index.html

ぜひ、あなたの経験した事例をお知らせください!


応募〆切は、9月26日(日)です。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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「承認大賞」4例目のご応募が来ました!


 初めての女性リーダーによる承認事例、部下のかたからのご応募です:


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関係=その他 = 社長であり、就任相談員としては直属の上司?
相手(上司)の性別 = 女性

状況 = 昨年センターが開所して一年。私がこの事業に関わらせていただくことになったのは、本当に些細なきっかけからでした。不安でいっぱいな私でしたがこの言葉のおかげでこの一年やってこれました。


言われた言葉 = 社長のモットーは、?まず健康?遠慮は無用?日々勉強?課題はチャンスという4つです。その中でも『遠慮は無用』ということは、本当に出会ってまだ1年なのに、もう何百回とおっしゃっていると思います。


あなたの反応 =私自身、気を遣いすぎたり、思ったことを飲み込む方で、後悔もしばしばでした。何度も言われても長年培ってきた癖や反応、行動はなかなか変わるものではありません。
その時はその言葉のおかげで言えても、また次の課題では言えなかったりします。そんな繰り返しでもある一年でした。



後日談 = でも、この言葉をことあるごとに、1回ではなく10回でもなく、何度も何度も惜しまずに言い続けてくださったおかげで、「こんなこと口にしていいのかな?」と思う内容でも言ってみたり、やってみたり実現に向けて行動も変わってきました。この言葉に何度も励まされ、助けられ、内勤での仕事をしていた私でしたが、相談員の仕事を本格的にすべく立候補までしてしまいました。



コメント = 『遠慮は無用』何度言われてもなかなか上司には遠慮してしまうもの。それが数回聞いただけだったなら変わらなかったと思います。でも、何度も何度も言い続けてくださったことで、信頼関係ができ、それだけで力強くて、また、仕事ををがんばりたい気持ちに自然となりました。上司がこんな風に言ってくれる(態度で示してくれる)受け入れ態勢があればこそ、ホウレンソウも仕事もうまくまわり、濃い仕事が出来、良い企画や商品が生み出されるのだと思います。多くの上司の方に、この『遠慮は無料』のことを聞いていただきたい気持ちでいっぱいです。



応募者 橋尾 ちさと

お勤め先 = ひょうご仕事と生活センター
お役職 = 相談員
年齢 = 35


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 上司にはなかなか思ったことを言えないもの。それを可能にしてくれた「遠慮は無用」という言葉。


 上司がことあるごとに繰り返してくれたこの言葉のお蔭で、相談員にも手をあげキャリアアップを果たしたという橋尾さん、良かったですね!


 素晴らしい事例のご応募、ありがとうございました!



 承認大賞へのご応募は、こちらから受け付けています!



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 「承認大賞」3つ目の応募事例です!

 今度は、神戸市内の大学総務部長さんから。


 34年も前の出来事、厳しい一言の承認です。


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関係 = 直属の上司

相手の性別 = 男性

相手の資格 = 正社員

状況 = 34年も前のこと、書類未提出の学生への督促業務をしていた。掲示などで呼びかけても、なかなか未提出者が減らないので、この業務を中途で打ち切ろうかどうかと迷っていた。


言われた言葉 = 「中途半端はやめろ!」 中途半端で投げ出すのは、きっちりと提出している大勢の学生に対して失礼ではないか。最後までちゃんとやり通すことが、未提出の学生への指導にもなる。それこそが、大学職員の「仕事」というものなのだ。

あなたの反応 = 大学に就職して2カ月ぐらいのころで、仕事の意味もわからず、毎日漫然と業務をしていた。上司のきびしい一言で、自分の甘さに気づき、ずいぶん考えさせられた。その日から、学生の立場や業務の目的などを考えながら、仕事をするように努めた。

後日談 = どのような小さいと思える仕事でも、最後まで丁寧に業務を行うようになった。「業務マニュアル」をつくるきっかけにもなった。最後までやりぬくことに、やりがいを見出すことができるようになり、しんどい仕事でも、最後には喜びを感じるようになった。


コメント = 現在は、上司という立場で管理的な業務をすることが多くなった。事務室などで、少しでも気になる言動や業務内容があれば、黙認や遠まわしの発言は避け、自分が嫌われても、部下には直接注意をしている。課外活動団体の顧問もしているが、同様の態度で学生にも接している。あのときの、上司の一言「中途半端はやめろ!」が、いまも「座右の銘」となっている。


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就職2カ月目に言われたひとこと。


 仕事というものの厳しさを思い知らされ、「座右の銘」になった言葉です。


昔は、ばしっと「社会人の世界」を体現してくれる上司や先輩がいました。


 今は…?


 「相手の強さを信じて」、あえて厳しい言葉を投げかけるのも「承認」。

 
 受講生様方、「これだけ」でも困りますが「これも承認」ですョ!
 


 素晴らしい事例をありがとうございました!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 「第一回承認大賞」第2の応募事例をいただきました!


 今度は「部下から」、応募者は兵庫県内のハンドルネーム「万年青年教師」こと、高校の教頭先生からです。

 相手は、今は亡きある校長先生です。


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相手の性別 = 男性

相手の資格=その他 = 以前その学校に十年以上勤められていた方。他校の校長。


状況 = 問題山積のクラスの担任を引き受けたものの、どうにもうまくいかず、同僚の協力も得られず、もう教師をやめようと思っていた時、その先輩教師がわざわざ学校を訪ねてくれた。


言われた言葉 = 子供のことを第一に考えて頑張っていたら、子供も保護者も同僚もわかってくれる。あなたはよくやっている。そのまま頑張ればいいんだよ。

あなたの反応 = 言葉にはなりませんでした。年がいもなく涙が出ました。そして、できるだけ生徒と行動をともにし、家庭訪問を繰り返しました。


後日談 = クラスはなかなかうまくいきませんでしたが、そのときの生徒からは今でもよく電話がかかってきます。この先輩は翌年、校長在職途中になくなりました。あの時はすでに末期だったのです。


コメント = 高校の教師は小中学校と異なり、ともすればサラリーマン的になりがちです。しかし、家庭や友人関係で問題を抱えた生徒に対しては、生徒と同じ目線で考え、共に悩む姿勢が大切である。それは迎合ではなく共感であり、それがあれば生徒は厳しい指導も受け入れられる。


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 この応募例は、開催中だった「コーチング講座・基礎コースA」の1日目に届きました。


 さっそく2日目にプリントして受講生さんにお目にかけました。


 受講生さんの感想は:


「熱い心をもって仕事をされている方は
いらっしゃるんですね。その方々をどうやって心折れさせず
支援していけるかですよね」


「相手に良かれ、と思ってアドバイスすると、かえって相手の努力を否定することになってしまうかもしれない。『そのまま頑張ればいいんだよ』という一言が欲しい時って、ありますよね」



 「万年青年教師」さん、素晴らしい事例をありがとうございました!


 正田からのメール:


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__先生:


NPO法人企業内コーチ育成協会の正田です。

__先生、承認大賞へのご応募ありがとうございます!
亡くなられた校長先生から送られた素晴らしい力づけの言葉、
きっと大切な思い出のエピソードでいらっしゃると思います。
謹んでご応募受け付けさせていただきました。

本日、コーチング講座の受講生の方々にも
頂いたメールを(プロフィールなど削除のうえ)
披露させていただきました。
実業界のマネージャーの方々でしたがしみじみ感動され、
「熱い心をもって仕事をされている方は
いらっしゃるんですね。その方々をどうやって心折れさせず
支援していけるかですよね」
と、話しておられました。

わたくし個人は、高校生2人、中学生1人の子どもがおりますので、
__先生のような心ある先生と出会えたときの子どもが
どんなに幸せか、その1年間キラキラ輝くか存じているつもりでおります。

先生方に熱く指導していただいて子どもを伸ばしていただいていることへの
感謝を込めて、これからも大人向けの教育研修の仕事をしていきたいと存じます。



ありがとうございました。

__もきっと暑いことと思います。__先生もくれぐれもご自愛ください。


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「承認大賞」ブログ読者の皆様もぜひ応募してください!

http://c-c-a.jp/award/


神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 第1回承認大賞について、初めてのご応募をいただきました!


 ツイッターの友人のハンドルネーム1962_tigerさんからです。


 ご同意をいただいて、ブログでご紹介させていただきます:



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関係 = 直属の部下

相手の性別 = 男性
相手の資格 = 正社員

状況 = 28歳の中堅社員と出向先の新会社立ち上げで偶々、一緒になったのですが、彼はここに来るまで短期間で複数の部署を転々とさせられ、歴代の上長からもあまり評価されておらず、すっかり自身をなくしていて、私の目から見ても仕事上も社会生活上も決して立派な一人前とは言えない状況に本人も苦しんでいる様子でした。



伝えた言葉 = 最初に彼と二人で”一人前の社会人・会社人になる”という目標を決め、それに向かって日々なにをすべきか?色々プログラムを考えてOJTを進めていましたが中々成果もでず本人共々困惑していました。そんな時、”承認”の話に出会い、

『無能な人などは居ない、能力の使い方やその本質に気付いていないだけだよ。』
『過去の上長が君を見捨てようと、それは君の極一部しか見ずになされた決定だ
 と思って、俺はイーブンな立場で接する事にする』


等、事ある毎に声をかけ続ける様に心がけてきました。




部下の反応 =

こちらの姿勢を感じてくれたのか?『実は、かなり鬱気味で自分でも無能者
なのでは?と滅入ってしまって何もできなくなる・・・』との告白を受けました。
その後は元気な時は朝の挨拶から感謝、謝罪の挨拶等、きちんと礼儀正し
くできるまで表面的な成長はみせてくれましたが、やはり精神状態によって
は以前に逆戻りし”思考停止状態”になる事も多々ありました。そんな中でも
徹底的に相手の立場を”傾聴・承認” する姿勢を忘れずに接する事で漸く
自ら進んで”考える”姿勢が見受けられる様になりました。


後日談 =

彼にとっての目標”一人前の社会人・会社人になる”までにはまだ遠い道のり
が残っていますが、鬱の面ではカウンセリングに通う事で専門家のアドバイ
スをうけながら、仕事の面では行動する前に”一旦、考えてから実行する”事を
励行しつつ指示された内容の完遂とプラスアルファの成果をだそうと努力して
います。ある日、彼の机上をみると私が今までに言った心得や注意事項を
書き込んだメモがクリアケースの中に入れておいてありました。自分でも前向
きに取り組むきっかけをつかんでくれたみたいです。


コメント =

人の痛みや苦しみは生い立ちまで遡って徹底的に話を聞く事でようやくその
一部を垣間見る事が出来るものなのだ。と思い知らされました。今の業務が
そう忙しくない中で部下と二人で十分時間をとって話し合える環境であった事
も彼や私にとって幸運だったと思います。
ハンドルネーム = 1962_tiger



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1962_tigerさんは、関東地方のある会社の48歳の事業部長さん。


ツイッターでお話しているうちに、正田の著書『認めるミドルが会社を変える』を購入してくださいました。

熱くて、「逃げない」人柄が短いツイートからも伝わってくる方です。



「承認」としては、ややカウンセリング寄りの事例です。しかし、今の時代、若い人のうちかなり多くの人が、こうして自信喪失のまま社会人になってきているのかも?

 としたら、これまで成功体験の少なかった若い人が社会人として自信をつけていくために、身近な存在である上司の方の関わりはすごく重要なのかもしれない、と思うのです。


1962_tigerさん、素晴らしい事例をありがとうございます。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

お世話になっている皆様




 おはようございます。

 NPO法人企業内コーチ育成協会の正田です。


 
 小止みになっていた雨がまた、ざあっと滝のように。


「この雨が怖いんですよね」


と、タクシーの運転手さん。昨年の都賀川の氾濫のときのような「ゲリラ豪雨」が、このところパターンになっていて、急激な大量降水のためあちこちの道路が冠水し、自動車が浮かぶ事態になる、といいます。


 
 梅雨終盤、昨日も岐阜や島根で川の氾濫や土砂災害がありました。



 被害に遭われた方に心からのお見舞いを申し上げますとともに、梅雨明けまでできるだけ全国各地に被害のありませんようにと願います。



 
 さて本日の内容は:



 ★聡明な人間力ある「ミドル」層をつくれるか?
「承認大賞」募集開始しました♪



 ★「イクメン」「IT」「草食系男子」ときて・・・
「日本人と仕事」を語ろう 8月5日よのなかカフェは豪華対談!
  
 

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★聡明な人間力ある「ミドル」層をつくれるか?
「承認大賞」募集開始しました♪


  http://c-c-a.jp/award/index.html


 人を「認める」ということ。

 たったそれだけのことに、どれほどの広がりがあるでしょうか。




 最近、ある研究組織の改革を終えた経営者さんが、しみじみと


「若いやつらの『これをやりたい』と言ってくることを、『よしやれ』と
やらせてやればいいんだ。

 そう、最後は『認める』ことが大事なんだよ」。



 どの業種、職種でも、実はそれがあります。


 
 「認める」たったそれだけのことで、


 どの集団、組織、であっても、どれほどの「未来」がそこから生まれるか。


 ひいては、社会全体の活力につながるか。



 一方で、「認める」という心の動きを、とりわけボス/マネージャーの層に
生み出すことは、決して簡単ではありません。



 
このメルマガをお読みになっているあなた自身が、その担い手になっていただきたいから。


 「第一回承認大賞」WEBページを開設しました。

 
 http://c-c-a.jp/award/index.html

 今年は「ボスの側から」「部下の側から」両方の応募が可能です。

 〆切は9月26日(日)。

 選考のうえ、10月16日(土)の「ボスの日」に、表彰式をいたします。


 是非、ご応募ください!お待ちしています。


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★「イクメン」「IT」「草食系男子」ときて・・・
「日本人と仕事」を語ろう 8月5日よのなかカフェは豪華対談!



 集まった方々から、「普通の社会人の真実」が次々言葉に出て、毎回エキサイティングな場になる「よのなかカフェ」。

 今や、神戸の「新しい常識の府(?)」となりました。


 

「イクメン」「IT」「草食系男子」ときて、ついに決定版。「日本人と仕事」について、豪華ゲストお2人に語っていただく企画をいたしました。


 北条勝利・ひょうご仕事と生活センター センター長と、太田肇・同志社大学政策学部教授が公開対談。

 
 そのあと会場との参加型ディスカッションのお時間もたっぷり。

 

 新しい「日本人の働き方」について語るには、この人をおいてほかにはないというゲストスピーカー。


 兵庫県が全国に誇る「ワークライフバランス」を推進する先進的組織、ひょうご仕事と生活センターを創設した当事者の一人である北条氏と、欧米や中国への豊富な視察経験に基づき「日本人の働き方」について率直な提言を続ける太田氏。


 私たち日本人にとっての仕事とは何か、本音のところのモチベーションの在り方とは何か、を語ります。皆様も是非ご参加ください!


 8月5日(木)18:30〜20:30、三宮のカフェレストラン「アロアロ」にて、参加費2,000円。(ワンドリンク・軽食込み)


 詳細とお申込みはこちらから


 http://c-c-a.jp/koza/yononaka1008.html


 会場の都合上、前々日の8月3日まで、お申込みを受け付けます。



 ちなみに今回のテーマのご参考になるかどうか…


 ちょっと元気になる読書日記をかきました 


「はたらく」ことは苦行ではなかった〜『ドラッカーに先駆けた江戸商人の思想』

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51615118.html
 


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 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆





7月24日(土)・25日(日)各10:00〜17:00
企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA 第7期
http://c-c-a.jp/koza/100725.html



8月5日(木)18:30〜20:30
第16回よのなかカフェ拡大版「日本人と仕事」
北条勝利・ひょうご仕事と生活センター長と太田肇・同志社大学教授の
公開対談&ディスカッション。参加費2,000円(軽食付き)



8月21日(土)・22日(日)各10:00〜17:00
企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC 第2期
http://c-c-a.jp/koza/100821.html



9月11日(土)〜2011年1月22日(土)
企業内コーチ育成講座 応用コース 全6回
http://c-c-a.jp/koza/advancedcourse2010.html


10月2日(土)10:00〜17:00
1日セミナー「強みを活かして仕事も人生もハッピーに!」
講師:森川里美氏  神戸サンボーホールにて 参加費3,000円





※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html

より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


今日1日があなたにとってすばらしい日でありますよう。


 
■□
□■―――――――――――――――――――

神戸・三宮で常設コーチング講座を開講しています!

特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp
sshoda@officesherpa.com


NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/

「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中!

一気に職場に活力が溢れます
「承認カード」1冊200円 5冊1000円にてお分けします!
お申込みはメールsshoda@officesherpa.com
までどうぞ。


11月に突然ぶちあげた「第0回承認大賞」受賞作がこのほど、決定しました!


受賞作は、

「○○部の○○部長が、あなたの営業スタイルはねちっこくていいですねとほめていましたよ」。


 やや技巧的なひねりを効かせた作ですが、これに対する部下の反応は…。


 詳しくはこちらからどうぞ↓↓↓

 http://c-c-a.jp/award/



 受賞作と部下の反応なども楽しいですが、現役マネージャーである審査員たちのコメントもまた、受賞者へのエールに満ちて味わいぶかいです。



受賞作は全部で、大賞1作、準大賞2作、審査委員長賞・NPO法人企業内コーチ育成協会賞各1作、特別賞1作でした。


 受賞者には特製名入れ盾やペン立てなどの賞品。


 賞品の選定、名入れ、発送では、
 神戸・三宮センター街のギフト賞品・クリスマスオーナメントの老舗、
(株)毛利マークさんに大変お世話になりました。

 (株)毛利マーク http://www.mouri-mark.com/




承認大賞‐大賞

承認大賞-準大賞1

承認大賞-審査委員長賞1

 

 賞品の写真。受賞者のマネージャーの方々から、続々喜びの声が届いています。

 また、このブログで逐次発表させていただきます。


 こんなに喜んでもらえるなら、早くやればよかったな〜(^∀^)


 ミドルだってほめられたいですもんね。


 イキナリの提案にこころよく応じてくださった審査委員長の太田肇先生、また審査員のNPO法人企業内コーチ育成協会役員・社員の皆様、毛利マークさん、ありがとうございました。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

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