iPad発売前日の5月27日。

 第14回よのなかカフェは、「最新ITとのハッピーな関係!何からやる?何に気をつける?」


 主催者3名と、お客様10名と。賑やかな会になりました。


 さてどんなご意見が出たかというと…?


◆クラウドコンピューティングを導入したらという意見が出ている。クラウドの定義は?
(その場の説明では、PCに何もかも入れるのではなく、サーバーにアプリやデータがあり、その都度そこにアクセスしてデータをやりとりする。グーグルカレンダーによるスケジュール共有などがそれ)

◆ツイッターをしている、していないで時間感覚、スピード感覚が違う。まずやってみましょう。やり方は身近な詳しい人にききましょう

◆ツイッターは大好き。仕事の息抜きにもしている。横の人に話しかける感覚。140文字なのでかえってその人の本当の思いが見える気がし、人柄がわかる。

◆そんなに慌てて情報をとりに行く必要があるのかな?海外出張に行ってもWi-fiでメールの送受信ができるが、追いかけられているような気もする

◆組合なので、電話がかかってくるのは困っている時。困っている人とは、メールではやりとりできない。目を見、話を聴かないと。

◆自分は今45歳。ITはあくまでツール。なのに新しいのが出るたびに習得に時間をとられる。こんなに時間をとられてええんか?と思う。

◆ツイッターの積極的な使い方としては、例えば「イクメン」という言葉で検索をかけて、フォロワーか否か関係なく600万人口の使っているつぶやきを検索できる。使われているシーンがわかる

◆同、姫路在住で、地元の気になる起業家支援団体やNPOを検索して、グルーピングする。

◆とにかくやってみる。やると階段を一段一段上がるように、見えるものが違ってくる

◆グーグルストリートビューでは、家の玄関から表札までばっちり映るのが怖い。自分はメールで3回クレームを言って削除してもらった

◆ストリートビューは、鑑定士さんなど不動産をやっている人にはものすごく便利。事前イメージをもって現地に行ける

◆ITとワークライフバランス(WLB)の関係。ITによってサテライトオフィスも設けられる。育児や介護中の人も恩恵を受ける。

◆Face to faceが大事とは言うが、世の中が忙しくなり、いつも会っていないといけないということが制約にもなりえる。会えないからツイッターで会話する、会えないからグーグルカレンダーでスケジュールを見るというふうに、情報の取り方も変わってくるのではないか

◆iPhoneが出たとき周囲から「どう?」ときかれた。携帯としては使いづらいけれど使いたいアプリがあるから自分は使う、と答えた。自分に合っているかどうかが大事だと思う

◆ツイッターについて、まずはやってみましょうと言うが、私は同世代の人(50代)にはそんなことやめとけ、という。まずはニーズがはっきりしてから。


 途中、会場に設置した大型ディスプレイ(藤井氏持参)で、

「ツイッターの画面はこういうものですよ」
「フォロー、フォロワーとはこういうことですよ」

とレクチャーの場面。



 会社員、経営者、組合関係者、ワークライフバランス関係者…と顔ぶれが広がり、大変多彩な意見が出て盛り上がりました。

 

 皆さん、どうもありがとうございました。


 1時間半の議論では、決してすべての視点をカバーできたとはいえません。また、ITの議論につきものの、「温度差」の問題がやっぱり出ました。


 しかしITに決して「強い」とはいえない、50代以上の参加者のかたも多く、あえて一緒の土俵で議論したことに大きな意味があったようにも思います。



 閉会時には、こうべイクメン大賞実行委員長の藤井淳史氏から、

「イクメンエピソード100人集まりました!」

と、ご報告があり、大きな拍手がわきました。


 
 次回は、「草食系男子」がテーマ。6月24日(木)19:00〜メーカー勤務の「としくん」のファシリテーションにより行います。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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