正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

タグ:NPO法人企業内コーチ育成協会


かつての大学生にとってカッコよさのシンボルだった”クルマ”。
若者の”クルマ離れ”が言われて久しいですね。

たばこ値上げとともに、紫煙をくゆらすダンディズムにも異変が…。
なぜ若い男の子たちは”クルマ”に憧れなくなったのでしょうか?
代わりのカッコよさの象徴はなんなのでしょう? 

かつてカッコよさのアイコンだったものが力を失った今、
「カッコいいもの」って何?
あなたの身近な「カッコいい人」とは?

”クルマ離れ”を切り口に現代のカッコイイを追求します!



UST音声中継、Twitter実況もあり場外参加も歓迎です。



※よのなかカフェは、毎月第3木曜日に定期開催します!




「カフェ」は、フランスで発達したコミュニケーションの形です。
老若男女、職業・年齢もさまざまな人が、喫茶店などに集まり、特定のテーマについて議論します。
そこでのルールは「大いに語り、大いに聴く」のみ。
時間が来たら、正解や結論は出さずに、互いに考え議論しあったプロセスを称えて、散会します。
そこに人がいて、肉声があるからこそ、異なる意見にも通じ合い目を開かされることがある。
インターネットでは味わえない、リアルの会話のおもしろさ。
あなたもよのなかカフェで、気がねなく議論を楽しんでみませんか?
過去よのなかカフェに参加された方の声:
「セミナーなどで学んだことをアウトプットする場がほしかった」
「初めて会う、さまざまなバックグラウンドの人と驚くほど中身の濃い議論ができ、非常に楽しかった」
「人と語り合う場づくりは必要だと、改めて感じた」

不思議なくらい、初めて会う人とも話ができる場所、

「よのなかカフェ」で盛り上がりませんか?


【日時】2010年11月18日(木)19:00〜20:30

【会場】神戸・北野のカフェレストラン「アロアロ」

神戸市中央区加納町3−13−3 松本ビル1F 電話 & FAX : 078-230-7388 
JR・阪神・阪急・地下鉄三宮駅よりフラワーロードを山側へ徒歩7分。フラワーロードと山手幹線の交差点(加納町交差点)の北西角、キムチラーメン「麺蔵」隣


【ファシリテーター】藤井 淳史(ふじい あつし)氏((株)毛利マーク取締役・こうべイクメン大賞実行委員長)


【主催】
特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会


【協力】
(株)毛利マークアロアロ

過去のよのなかカフェの模様はこちら



「『自分らしさ』vs『自己チュー』皆さんありがとうございました」(09年8月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51509159.html

「シゴトって何のため?」(09年9月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51516996.html


「『子ども手当』カフェで熱い議論」(09年11月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51532354.html

「『神戸』について 話は尽きず… (09年12月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51539999.html

震災15年 よみがえる日々と「そろそろ忘れようよ」(10年1月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51550489.html

よのなかカフェ版日韓対決?!(10年2月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51564542.html

20代は「新聞のない国」に住んでいる!(10年3月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51585603.html

イクメンよのなかカフェ 盛況に終わりました♪(10年4月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51593750.html


ITとのハッピーな関係。温度差はあっても人同士はつながりたい♪(10年5月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51603804.html


草食系は家庭と学校のひずみか?(10年6月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51610682.html

<拡大版よのなかカフェ>かつての日本人はどこへ行った 「日本人と仕事」開催しました!(10年8月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51619794.html


手作りは美味しい、でもハッピーターンで生きる親世代も―よのなかカフェ「食」開催しました!(10年9月)
http://yononakacafe.blogspot.com/2010/09/yononakacafe.html


マイナス成長の中の幸福とは 「人口減少社会」よのなかカフェ開催しました!(10年10月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51635650.html

「第一回承認大賞」、

前にも書きましたが今回の選考は大変でした。


いずれも、お手本にしたいような素晴らしい「承認」の実践事例ばかり。


上司の方の真剣さや温かさ、部下の方の成長や喜びが伝わってくるものばかりです。


ほんとうは賞をお出しするような「序列」をつけること自体、馴染まないんだけどな〜。


とはいえ、やはり「大賞」と名のつくものは不思議とインパクトあるものです。

それと去年、賞をお送りしたときの上司の方々の喜びようといったら…


「いやぁ、表彰なんて子どもの時以来ですけど、嬉しいものですねぇ」


なんて、言ってくださるんで。


心を鬼にして、今年も「選考」をさせていただきました。



9月27日〜10月3日、わたしどもNPOの社員・役員12名がWEBアンケートで投票。

この得点を参考に、10月8日、同志社大学の太田肇研究室で二次審査をしました。


以下、各事例の表彰ポイントをご紹介したいと思います。


【上司部門】
大賞1 annieさんの事例:

―ものづくり企業の研究開発という、日本経済の生き残りのカギを握るといってもいい分野。そこでの人材育成、世代交代について明るい道筋を示してくれる。
―「上司からの問いかけ、引き出し、行動の提案」⇒「部下の行動」⇒「手ごたえ」⇒「上司の承認」⇒「自信」⇒「再度の行動」⇒「さらなる手ごたえ、確信」と、非常にきれいなサイクルになっている。上司はこのように部下の行動促進に関わることができる。
―上司からの働きかけを受けて、活き活きと弾むように行動する部下の姿が爽やか。よい上司の下で働くと、仕事が楽しいということを示す典型的な事例。


大賞2 大里雄一さんの事例:

―入社10年目でやる気を見せない女性社員。実は、男女の役割が固定化しがちな中小企業でこういう人は多いのでは。それに辛抱強く上司が関わり、本人の当事者意識を引き出している。女性活用の好事例。
―「外部に出し、発言させる」は、「承認」の中でも言葉によらない行為の領域で、見過ごされがちだが、重要な働きをする。ここではそれが効果を挙げていることが評価された。
―大里さんからの親身な言葉がけの数々も重要な評価ポイント。
―最後、他社の社内活性化事例を学んできて「自社でも勉強会が必要です」というようになった。目を見張るような一人の人の変化。
―欲を言えば次の段階、この人を戦略的に戦力として活用する道を考えてほしい。


NPO法人企業内コーチ育成協会賞 「恥ずかしがり屋なもので…」さんの事例

―きちんとやりたい気持ちが空回りして混乱しやすく悩みやすい若い女性。口で言っても伝わらないことでメモを残した、というところに、女性上司の優しさときめ細かさがあふれている。
―「等身大のあなたでいい」は、短いけれども大切な存在承認。自分の存在そのものが受け入れられている、認められていると感じた部下が、混乱が減り優先順位をつけられるようになったとは素晴らしい。
―2人しかいない小さな職場。仕事量の調節も思うに任せないことも多いだろうが、ちょっとした思いやりの言葉が嬉しい。


審査委員長賞 永井博之さんの事例

―「目つきが悪く成績も悪く周囲から浮いている」と、いいところのなかった部下。普段は課長が見ているということだが、ここでは部長の永井さんが出ていって、まず「名前を呼び、挨拶する」ところからスタートした。これも重要な存在承認。
―思い切って営業同行してみたところ、良い所が発見できた。「思い切り」がカギになったかも。やはり、何が起きているかわからないとき、上司の方から歩み寄ってみることは大事。
―プラスの言葉がけをしたあと、それが口先だけではない証に、職場のみんなの前で紹介し、本人にも発言させている。これが効を奏した。いくつかのプラスの働きかけがうまく相乗効果を発揮している。
―「顔の肌ツヤが良くなった」などの観察も素晴らしい。モチベーションが上がってくると、確かに顔色が良くなる。これは、発言や行動が変わる前の段階の観察可能な変化。



【部下部門】

大賞 「万年青年教師」さんの事例

―苦悩の極みにある後輩教師に、他校の校長先生がわざわざ訪ねてきて激励していることが素晴らしい。
―あれもこれもやった、万策尽きた、という状態の人に、一切アドバイスを加えず、ただ「あなたはよくやっている」と「承認」に徹して励ましている。こういう場合に年長の人は、往々にしてアドバイスを与えたくなるもの。単なる「承認」に徹したところが、この校長先生の豊かな人生経験と温かい人柄を感じさせる。
―応募者はこの言葉を機に、辞めたいほどの苦悩から立ち直り、生徒と行動をともにし家庭訪問を繰り返した、とある。的確に人の心をつかんだ「承認」は、人の傷を癒し行動にまで駆り立てる力がある。
―校長先生はこの翌年亡くなった、とある。しみじみと、ある世代の人の持っていた人間力を感じさせる事例。


準大賞「ターニング・ポイント」さんの事例

―全国一厳しいと評判だったという名物部長さんの一言。一生に一度の褒め言葉かもしれないが、それだけに重みを感じさせる。
―「お前なら当然やな」ほかの人に聞こえないように静かに言う、というところがポイントかも。作為的ではなく、その人として精一杯の承認をされている。
―このあと応募者の人生を変えた、人材育成にシフトするきっかけになった一言。20年もその人の中に生きているところがすごい。


代表理事賞 岡田悦夫さんの事例

―「叱った」事例を承認と認めるべきかと審査では異論もあったが、一次審査で票こそ少ないものの熱いメッセージを集めた。
―相手の強さを信じての厳しい一言。応募者はこの一言をきっかけに仕事の姿勢が変わり、何事も丁寧にやり抜くようになったという。やはりこれも承認と認めるべきでは。
―叱れる若い管理者が少なくなったと言われる時代。34年前の事例をお手本にできるかどうかはわからないが、人の心に深い前向きな余韻を残す「叱り」もあるのだということを示す事例。




このほか
1962_tigerさんの事例は、私(正田)が個人的にとても賞をお出ししたかった事例でした。残念ながら選にもれてしまいましたが、応募者(上司)の熱い語りかけが、頼りない部下の心に沁み込むようすが伝わります。この事例の応募のあと、応募者は職場を替わられ(同じグループ内での異動)、この部下とも離れ離れになりましたが、そのときのメールのやりとり(未公開)も、とても心を打つものでした。


としくんさんの事例は、上司部下とも時間に追われてせっぱ詰まった状態の中で、上司が出した効果的なIメッセージ。これもとても賞をお出ししたかったのですが…、(「とっさのひとこと賞」など?)マネジメントは、答えのない難問の連続が普通のこと。「きれいな事例」とは言えませんが、それがむしろマネジメントらしいとも言えます。
「マネージャーの言葉は、どんな言葉でもマネジメントだ」と言ったのは、ミンツバーグでしたでしょうか…


N.Aさんの事例は、優秀な女性部下に対し感謝とともにさらなる要望を伝えたところ、期待以上の仕事をしてくれた、という事例。育成というよりは「交渉術」のようなものかもしれません。「承認」は、使いでのあるスキルです。応募者の謹厳な人柄を存じ上げているだけに、想像して笑みがうかびます。


橋尾ちさとさんの事例は、てきぱきした聡明な女性上司。すべてにおいて答えをもっていそうな方だけれど、「遠慮は無用」という言葉を繰り返すことによって、部下から意見を引き出しています。橋尾さんにチャレンジする勇気と自信を与えてくれたこの言葉、さすがですね!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


「第一回承認大賞」の選考では、一次審査でNPO法人企業内コーチ育成協会の社員・役員12名がWEBアンケートで投票し、上司部門・部下部門それぞれに一番好き・二番目に好き・三番目に好きな事例に投票するとともに、各事例にコメント(推薦の弁)を記入してもらいました。

 以下、同じ現役マネージャー・元マネージャーの社員・役員からの各事例への熱いエールをご紹介します。


【上司部門】
◆大賞1
annieさんの例(研究職)に
・承認する事に挑戦し始めたご本人の成長と効果を実感されている喜びが伝わってきた。承認する側の一生懸命さに感動しました。
・理解ある上司の下で働くことで部下に俄然、チャレンジする勇気が湧いてくるさまが伝わってきます。「明日も突撃行ってきます!」仕事の現場を大きく動かしそうな、さわやかな事例。
・部下とのインタビューから、部下の悩みのポイントを掴み、ヒントを与えて結果を出させて、誉めて、更に成果を大きく出させている。
・局面が打開できない部下の状況を把握し的確な指示を与えてあげることが上司の仕事の本質だと思っています。「先生に突撃してみたら」との言葉は、部下にこの段階でどのような言葉をかけてあげればいいかを考えた出た言葉であり、同時に部下のこれまでの努力を承認しているがゆえに出た言葉でもあると思います。部下の方もそのように、自分が承認されていると受け止められたからこそ、積極的に突撃に出ることができたのだと思いました。
・プロセスをいつも見ていてくれて良い感じです


◆大賞2
大里雄一さんの例(神戸設計ルーム・女性活用)に

・部下の潜在能力を見抜いて育てている。そして、部下の成長に伴って、更に大きな能力を引き出している。
・自分の思いを行動に移したときにこそ、結果が出る
・仕事は仕事と割り切っている人に対しても、”質問”や”承認”を積極的に行うことで、【当事者意識】を芽生えさせることができるとわかった事例でした。また、【当事者意識】の芽生えを促進する環境を与えたことで、比較的短期間で、部下の成長を促すことができたように思います。


◆NPO法人企業内コーチ育成協会賞
「恥ずかしがり屋なもので…」さんの例(ソーシャルワーカー事務所、「等身大のあなたでいい」)に

・ショートセンテンスだからこそグッとくるのではないでしょうか。
・温かい目で見守っている姿が目に浮かぶ。「等身大のあなたでいい。」と最大級の承認をされている。
・〜しなくてはならない 〜ねばならない では無く肩の力が抜けて良い感じ
・短い言葉で伝えた最高の言葉。存在を認める懐の深さを感じます。
・部下の存在自体を承認する言葉と感じました。
・混乱しやすい部下に、試行錯誤したあげく手紙で伝えた効果的な一言。2人だけの小さな職場、上司の思いやりが伝わりますね。


◆審査委員長賞
永井博之さんの例(営業同行)に

・上司自身が視点を変えて見えてきた部下の真実の姿。それを部下全員に伝えようとする真摯な姿勢こそが本当の承認になっている!言葉ではなく次の行動が素晴しい!
・印象の悪かった部下と思いきって行動をともにして良いところに目をとめてみる。会議で発言させてみる。上司の側が殻をやぶったような、勇気と潔さを感じます。
・組織への適合が苦手そうに見える人をそのまま見過ごすのは簡単なことだが、上司として一人ひとりの成長に目を向け、コミュニケーションを取りながら、良いところを見抜いたうえで、言葉をかけてあげている。承認のお手本のように思えました。
・平均点以下で認められる機会の少なかった部下に、・名前を呼んで挨拶をする という基本的な”承認”からスタートしたことが素晴らしい。



◆その他の事例

1962_tigerさんの例(「俺はイーブンな立場で君に接することにする」)
・上司が部下とイーブンな立場に立とうということ自体すごい
・「承認」を学んで早速、職場で活用、結果を出した典型事例。


N.Aさんの事例(「いつもありがとう。忙しいことは重々承知していますが…」
・自分自身が言われたらうれしいと感じる言葉だったので。時として上司は部下の仕事の忙しさを把握していない事があるl。
・「いつもありがとう。毎日忙しいことは重々承知しています。」と感謝の気持ちと素晴らしい承認をされている。


オオマエさんの事例1(「○○さんにすべてを任せます」)
・表現力にやや乏しい部分は否めませんが、一生懸命伝えようと努力している姿が目に浮かびます。
・「任せる」と言ってもついつい手や口を出してしまいますが、それでは、結局お互いに上手くいかないことが多いと思います。この事例では、部下にすべてを任せて、自身は確認だけに徹しています。心から相手を認めた上でないと、できないことだと思います。
・「すべてを任す。」は、なかなか言えない言葉だと思います。


オオマエさんの事例2(「もう私がいなくても大丈夫でしょ」)
・”信頼”を表すのにこれ以上の言葉はないでしょう。
・裏返せば、あなたが必要とのメッセージ



【部下部門】
◆大賞
万年青年教師さんの事例(「あなたはよくやっている。そのまま頑張ればいいんだよ」)に
・この言葉は絶妙のタイミングでないと効果はない!そう思います。
・苦悩の極みにある後輩に、他職場からわざわざ来てかけてくれた言葉。余計なアドバイスではない、ただ「承認するだけ」に徹した言葉に、思いやりがにじんでいます。
・今までの頑張り全体を認めてくれている言葉だと感じました。
・プロセスと事実を観てくれている


◆準大賞
「ターニング・ポイント」さんの事例(営業部長「お前なら当然やな」)
・めったに人を褒めない部長さまだと思います。だからこそジーンときたのではないでしょうか。
・等身大の自分を認めてもらえることは嬉しいものですが、上司からはなかなかそういう”承認”の言葉はないものだと思います。タイミングや頻度を誤ると、「評価をしてくれない」と受け取られかねないだけに、難しい承認の言葉ですが、この事例では、結果が出たあと、本人にだけ伝えたことで、一生忘れられない言葉になったのでしょう。
・厳しい上司から「お前なら当然だ。」という言葉は、認められた本人にとって最大級の言葉です。
・20年前の一言が多くの人材育成に繋がっている。素晴しい!

◆NPO法人企業内コーチ育成協会賞
「ほしちゃん」さんの事例(「よく頑張ってくれたな。ありがとう」)
・シンプルで温かく、それでいて強い承認
・部下を本当に鍛え育てた人の一言。これが部下のその後の人生を大きくする。
・その人にとって一生支えになるであろう、思い出の言葉。
・上下関係のある間柄で、上司から部下への感謝は形式的になり易いと思いますが、この事例での上司は本当に部下をよく観察し、しっかり認めた上で、心から感謝の気持ちを伝えたのだと思います。しっかり認めた上で、心から感謝の気持ちを伝えたのだと思います。普段から緊張感をもって仕事に臨んでいることが、”承認”によって意味を帯びてくる事例だと思います。単に”厳しいだけ”でも、”ゆるいだけ”でもなく、緊張感と感謝を持ち合わせていることが素晴らしいです。
・出した成果に対して、しっかりと認め、ねぎらってくれている。
・口下手な上司だったのかもしれませんが、ひたむきさが心を打ったのではないかと思います。
・転勤の時ににうれしい言葉だったと思います。

◆代表理事賞
岡田悦夫さんの事例(「中途半端はやめろ!」)
・信頼して発した言葉と信頼されていると受け取れる関係であったと思う。何より信頼される事の厳しさ、裏切れない思いが現在に繋がっているのでは?素晴しい一言です。
・就職して間もない人に対して、【仕事の心構え】を説くことは非常に難しいと思います。この事例では、心底厳しく、【仕事の心構え】を伝えています。”ほめる承認”ではなく、”叱る承認”も必要だと感じさせられる事例です。上司が「きっちり提出している学生に対して失礼」と言っているように、【人を裏切らない】ことを伝えてくれる言葉だと思います。
・単に叱っているのではなく、その人を育てるんだ、という気迫を感じます。


◆その他の事例

橋尾ちさとさんの事例(「遠慮は無用」)
・チームがよくなるには、正々堂々としたみんなの意見が必要です

廣瀬愛之さんの事例(「お前ならやれると思った」)
・職場のいろいろな人が、「お前ならやれると思った」と言ってくれる会社の雰囲気が素晴らしい。

としくんさんの事例(「あなたがやってくれた方が、安心して見ていられる」)
・私の上司ですが、分かり易く伝える能力が卓越しています。シンボリックでグッとくる言葉だと思っています。
・「あなたがやってくれる方が安心して見ていられる。」温かい部下を信頼しきった言葉です。
・部下の力を誉めて、素晴らしい成果を出させている。

オオマエさんの事例(「○○さんって、人から信頼されるよね」)
・第三者からの見方をうまく入れて認めている







神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp



会員の「としくん」より、上司から言われた印象的な言葉をご応募いただきました!

----------------------------------------------------

関係 = 直属の上司、男性


状況 = 顧客に改良サンプル品を急ぎで合成せよとのことで、私とその部下と共同で仕事を進めていたが、その部下は合成に対する苦手意識があってか仕事のスピードが遅く、上司から見るに苛立ちが日増しに募る一方であった。


言われた言葉 = 「あなたがやってくれる方が安心して見ていられる」


あなたの反応 = 状況を鑑みれば複雑な気持ちではあったが、私自身入社して15年間、上司から褒められた経験がほぼ完無だったので、素直に評価してくださった上司に対して感謝の気持ちを持ったと同時に仕事においても大いに励みになった。


後日談 = 業務効率がアップし、結果目標とするものを予定通り合成し、滞りなく顧客にサンプル提出することができ信頼関係を構築できた。


コメント = 私自身の良い面を正当に評価してくださったという感謝の気持ちは当然あったものの、例の部下に対する苛立ちをぐっとこらえておっしゃった忍耐強さを持つ上司の心の懐の深さに大いに学ぶものがあった(帝王学という観点においてですが)。


ハンドルネーム= としくん

お勤め先 = 製造業(化学)
お役職 = 主任研究員補
年齢 = 41

-----------------------------------------------------

「状況を鑑みれば複雑な気持ち…」ですよね!!


 しかし、何かを選ばなければならない、という決断を迫られた状況に、この上司の方もあった、というべきでしょう。


 そのときに、

「あなたがやってくれる方が安心して見ていられる」


 印象的なIメッセージですね〜。指示命令でも良かったのかもしれませんが、としくんさんの「やる気」は、こちらの方が格段にアップしたことでしょう。


 としくんさん、素晴らしい事例のご応募、ありがとうございました!!



 「第一回承認大賞」ご応募はきょうが〆切です!


 http://c-c-a.jp/award/index.html


あなたの「力づけた言葉」「力づけられた言葉」記念に残しませんか?

 ご応募、楽しみにお待ちしています!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 友人の神戸設計ルーム社長・大里雄一さんからのご応募です!


 関係 = 社長と社員(部下)の関係。女性、入社10年目の正社員


状況 = 昨年まで与えた作業をこなすことが仕事であると割り切っていた彼女。中堅社員である彼女は同期の男性社員と比べ、行動に見劣りする点が多かった。(積極的なやる気があまり見られない。)今年の3月から社外研修の場を通じ、対外的な発言の場で話をする機会が増えました。すると少しづつ行動に変化が見られ、現在は同期の男性社員以上に積極的に発言し行動し生き生きとした表情が見られ、周囲を引っ張っていけるようになりました。

伝えた言葉 =
まずは役割を与え、成果の検証を行い、褒めることを意識しました。アドバイスの仕方も自主的に行動できるような(指示ではなく質問形式での)会話を心掛けました。
「考え方のバランスが良いから、物事を全体的に見れるはずだよ。だから、思ったことはどんどん発言して欲しい。」
「勇気を出して階段を一段ずつ登れば、見える景色は変わるよ。少しずつ登っていけばいろいろなことが見えるよ。」


部下の反応 = 自分で気付いたことは行動に移せるようになったと思います。全社員の前で発表する時の姿勢が大きく変わったように感じます。(堂々と自信を持って話すようになりました)


後日談 = ある研修会での懇親会のあと、「気になるA社の社内活性化の取組み状況を聞いてきました。」と聞きました。「社内での勉強会が必要です。」と言われました。思いがけずの言葉に驚き、よくよく聞いてみると非常に高い問題意識を持っていました。1年前には考えられなかったことです。役割を与え、気付きが生まれる環境作りを行うとここまで変わるのかと改めて学びました。


コメント = 最近「Y理論」を強く意識します。社員一人ひとりが自主的に行動できる経営環境づくりが私のミッションであると強く感じるようになりました。今回の社員の変化のように、まだまだ目に見えて変化がわかるような社員は少ないですが、日々の行動の積み重ねとコミュニケーションの量と質を段階的に高めていくようにします。

name = 大里 雄一

お勤め先 = 株式会社 神戸設計ルーム

お役職 = 代表取締役社長

--------------------------------------------------------

 
 勤続10年の女性社員。

 自分がその立場だったらどうだろうなぁ、どんな風景が見えているかなぁと、つい想像してしまいました。


 新たな役割、社外に出て行く役割を与え、発言させるようになって、さらに社長からの親身な助言があって、どんどん意識が変わってきた、というエピソードです。


「自分の人生とか仕事はこんなもの」


 割り切っていた毎日に、いきいきと躍動感が出たかもしれませんね。

 そして社内にもその前向きエネルギーが伝播し…。



 大里さんは、このご応募のために、この社員と何度も話し合って事実関係や意識の「すりあわせ」をしたとのことです。


 大里さん、素晴らしい事例をありがとうございました!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

受講生の「ターニングポイント」さんから、20年前の思い出の事例が届きました!

---------------------------------------------------------

関係 = 直属の上司。男性。20年前転職した職場の部長で、全国一厳しい名物部長だった

状況 = 事務機の直販事業部門での営業当時、その最終日に部の予算達成が厳しい状況でした。自信があった訳ではなかったが、私は来期の見込みとしていた大型案件を受注見込みとして申告しました。そして、奇跡的な出来事の連続で結果受注することが出来ました。


言われた言葉 = 仲間や先輩達から掛けられた『凄いなぁ!』とか『隠していたんじゃないの?』と同様の言葉を掛けられると思っていましたが、その部長は、いつもの檄を飛ばす口調ではなく、静かに周りにも聞こえない位の声で『お前なら当然やな。』と言ってくれました。


あなたの反応 = ただ、表面上は『はい』と応えていましたが、本当に嬉しかったのを覚えています。そして、時間が経つにつれて、そして現在もあの日の出来事・シーンの数々と私の心理状態を鮮明に思い出す事ができます。


後日談 = それ以来、その言葉は私のモノになりました。本当にしっかり後輩や子供達を観ていると、『頑張ってるな!』『良かったな!』に加えて『さすが!』『お前なら当然や!』を意識して使っています。私が人材育成の道にシフトした切っ掛けだったのかも知れません。


コメント =
あの時、この言葉以外で褒められていたら、たぶん忘れていたと思います。
厳しい状況で私が無理をして申告した事をしっかり観ていて、私の思いを理解したうえで、私が帰社する数十分の間に選んでくれた一言だと思っています。20年経った今でも、この話をする時、涙が出てきます。その部長は今年5月に定年されましたが、私を育ててくれた大きな承認の言葉でした。

ハンドルネーム = ターニングポイントさん

お勤め先 = 大手メーカー研修部門

お役職 = チーフ

年齢 = 49

-------------------------------------------------------


檄を飛ばす上司、厳しさで人を伸ばす上司の方。今でもきっといらっしゃるでしょう。


そんな上司も「ぽろっ」と、褒めてくれる時があります。


「お前なら当然やな」。


万感のこもった言葉だったことでしょう。情景が浮かびますね。


ターニングポイントさんにとって、20年来忘れられない言葉になりました。


ターニングポイントさん、素晴らしい事例をありがとうございました!




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

会員さんから、素敵な「承認」事例をいただきました!

N.Aさん、絆創膏メーカー営業部長さん56歳から、同じ営業部の女性部下に対してです。

-----------------------------------------------------


関係 = 直属の部下、女性、正社員

状況 =

彼女は、毎月の全体の売上集計報告はメールで行ってくれています
ただ、月初めの経営会議に必要な得意先・商品別集計は、コンピューターがやってくれるのですが、これにどれだけ貢献しているかの対策数字表は、手入力しなければならない
月次締めから経営会議まで数日しかなく、これまでは間に合わないことが常識のようになっていました
彼女は営業部に所属していますが、他部課への応援も積極的に行ってくれています


伝えた言葉 =

○○さん、いつもありがとう
毎日忙しいことは重々承知していますが 今月の経営会議は○○日です
月次処理から○○日しかないけど、○○日にできればありがたいのだけど・・・・


部下の反応 = (私の希望日前日の) ○○日の遅くになるかもしれませんが、集計、報告できるようにします



後日談 =

私が要求しなくても、当月の中間売上、締め状況を報告してくれるようになった
また、経営会議の予定を自分で確認し、私の検討日数も考えた資料作りをしてくれるようになった


コメント = 心からの感謝の言葉は、相手に通じる


name = N.Aさん

お勤め先 = 医療用具メーカー
お役職 = 取締役 営業部長
年齢 = 56


--------------------------------------------------------

 忙しい相手に一層の負荷をかけるときの言葉。


 心からの感謝の言葉を添えることによって、相手は言われた以上のことを自発的にしてくれるようになったんですね。


 責任感の高いタイプの女性にこういう「承認」の言葉、すごく響きますよねー。

 でも狙ってそうしたわけではなく、やはり「心から」感謝したのが良かったのでしょう。

(逆に「してくれて当然」になると、痛いしっぺ返しも?)


 安藤さん、素晴らしい事例をありがとうございました!!(^^)/





 「承認大賞」ご応募〆切は26日(日)です!


 伝えた言葉、成長させてくれた言葉。事例をお持ちの皆様、悔いのないようぜひ、ご応募くださいませ。
http://c-c-a.jp/award/index.html



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 研修先の受講生さんから、「研究組織」での承認事例が届きました!


 医療機器・試薬製造会社のannieさん(男性、47歳)が、部下を力づけ研究テーマをつかませた事例です。


-------------------------------------------------------

関係 = 直属の部下、正社員

相手の性別 = 男性


状況 =
私の部下のNさんは今テーマ捜しをやっています。
去年もやっていたのですが、彼自身どんなことをやって良いかを決めかねており、なかなか自信を持って上司に提案できない状況だったみたいです。


Nさんから今年度の初め、これまで彼が考えてきた内容をいろいろ聞いて話し合った結果、実は彼は何も考えていないのではなく、測定コンセプトに関するアイデアは既にあること、ただそれがどのように使ってもらえるか(臨床ニーズ)に関して自信が持てていないことがわかったので、少し市場調査をすることを提案していました。



伝えた言葉 =
神戸でちょうど良い学会があったので、
終了後、先生に突撃インタビューしておいで”
ということで彼を送り出しました。

翌日Nさんは、学会終夜に会社に戻ってきて、開口一番
”今日は朗報があります!”
と言い、その日突撃インタビューできた内容を一気に語り出しました。彼は結構有名どころの先生3人に突撃インタビューしていましたので、実際よく頑張ったと思い
”良くそんな有名な先生をつかまえたね。”、
”心強い情報が得られて良かったね”

などと言葉をかけ、その日は、
”また、明日も頑張って!!”
と再度送り出しました。



部下の反応 =
”また明日も、頑張って突撃してきます”
言いながら、足取りも軽く帰って行きました。



後日談 =
翌日、私は別の学会に出張しておりましたが、普通なら翌日報告なんでしょうが、Nさんは余程うれしかったのか、わざわざ私の携帯にメールを送ってきました。以下はその時のやりとりです。

Nさん 
今日も突撃頑張っていますね
非常に心強い情報が得られて私も嬉しいです。
Yさんもさっき発表が終わりました。質問にも的確に答えて、堂々とした立派な発表でした。

On 2010/06/25, at 11:00,
  朗報です。
  肺炎の教育講演で発表していた長崎大学の検査部講師の先生からも
  「是非そういう検査を作って下さい」
  というコメントをいただきました。



コメント =

研修で傾聴・承認を学びながら”いい大人が褒められたり、認められたりしても、うれしいことには違いないけどそんなに簡単に変わるか?”
などと、正直ちょっとうがった見方をしていましたが、”案外、効果があるんだな”というのが今の実感です。



ハンドルネーム = annie
お勤め先 = 医療機器・試薬製造会社
お役職 = 主任研究員
年齢 = 47


------------------------------------------------------

 
 医学の研究というロジカルな職場で、「褒められたり、認められたり」することが果たしてパフォーマンス向上に有効なのか?


 ということに、見事に答えが出ました。


 「朗報です!」

 「今日も突撃行ってきます!」


 Nさんの弾むような言葉、行動。


 理解ある上司に出会うことがこんなにも1人の人に力を与えるものでしょうか。


 研究組織でも若い人を力づけるって本当に大切なことだな、ということと、

 ひょっとしたら、こういう研究こそが、日本が生き残る道なのかもしれないと。
 大げさかもしれませんが。私自身にも本当に目の前が開けるような学びでした。

 
 annieさん、カフェの皆さんに見られると照れくさいかもしれませんが…、


 素晴らしい事例をありがとうございました!


 (皆さん、くれぐれもからかったりしないでくださいね。)



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

女性上司から、素敵な置手紙の事例です。

ソーシャルワーカー事務所取締役、「恥ずかしがりやなもので…」さん(36歳)より。

---------------------------------------------------------


関係 = 直属の部下

相手の性別 = 女性

相手の資格 = パート・アルバイト

状況 = 今年4月より業務スタート。数ヶ月がたち、なかなかうまく事がすすまないと悩んでいるような状況。(私から見れば,新人の時にはしょうがない。ひとつずつ経験してやっていくしかないことと思っている)


伝えた言葉 = 出張して不在の日にメモを机に残す。内容は、日々の感謝と「等身大の○○さんでいい」と言葉をつける。(思いとしては、そのままでいい、と存在の承認をしたかった)


部下の反応 = 直後の様子はわからないが、深夜にメールにて「手紙があったかくて涙がでました」とあった。


後日談 = 「業務が片付かない」と焦っていることがそれまでには続いていたが、日誌を書くことを意識し、業務の優先順位を整理し、混乱具合は減ったように思う。


コメント = 常に?意識していることは「あなたはあなたのままで一生懸命すればいい」というメッセージ。しかし、行動をみていると焦って空回りしていたり、仕事の段取りが気がかりで終始気にしている様子を感じていた。私からのメッセージは届いていないのだろうか?と焦っていた。彼女なりに「ストン」と心に入らなければ私が言ったつもりも伝わっていない、というシンプルなコミュニケーションミスを感じた。まずは、相手の話を聞きどうしたいのかを一緒に考えないと成長はないのかあ・・・と考えさせられました。

ハンドルネーム = 恥ずかしがり屋なもので…

お勤め先 = ソーシャルワーカー事務所

お役職 = 取締役

年齢 = 36


-------------------------------------------------------


一生懸命で空回りするアルバイトの女性。


「あなたはあなたのままで一生懸命すればいい」。

口頭で伝えても伝わらなかったときは…メモを残してあげる。


心に届いたようで、何よりです。


彼女の新しい創意工夫や自信につながったようですね。



「恥ずかしがりやなもので…」さん、素晴らしいご応募ありがとうございました!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会

金融機関にお勤めの「ほしちゃん」(女性、28歳)よりのご応募です。


-------------------------------------------------------


関係 = 直属の上司
相手の資格 = 内部役席、調査役
相手の性別 = 男性


状況 = 3年ほど上司の下で仕事をしてきましたが、辞令が出て私が転勤することになり、最後の日の昼休みにたまたま上司と二人きりになったとき、こちらからお世話になったお礼を言おうと思っていたのに、上司の方から先に言われた一言。


言われた言葉 = 「よく頑張ってくれたな。ありがとう。」


あなたの反応 =

「こちらこそありがとうございました」と言うのが精いっぱいでした。
足を引っ張っていることが多いと思っていたのに、最後に「ありがとう」と言われて、今までがむしゃらに頑張ってきたことが認められたような気がして、とても嬉しく、涙ぐんでしまいました。


後日談 =

転勤後、上司に教わった仕事のやり方で一生懸命頑張った結果、成績上位で表彰されました。
上司のお陰だと思いました。
新しい店舗の上司からは「一番仕事ができる」と評価をしてもらえたし、新入社員の指導も3年連続で任されました。
とてもうれしかったです。


コメント =

上司はいつも寡黙で多くを語らず、仕事一筋の真面目な人です。
少しのミスも見逃さないので、みんな緊張感を持って仕事をしていました。
特に私は、いつも話す時に緊張していました。
上司は仕事がかなり出来るので、質問したら必ず丁寧に教えてくれて、分からないことは必ず調べて教えてくれて、質問に対して「分からない」と答えることはありませんでした。
私はそんな上司について行くために、必死に仕事をこなす毎日でした。
新しい仕事も随分教えてもらいました。
いつか上司のように仕事ができるようになりたいと思いました。

ハンドルネーム = ほしちゃん
お勤め先 = 金融機関
お役職 = なし
年齢 = 28


-----------------------------------------------


「よく頑張ってくれたな。ありがとう」


特別ではない言葉ですが、長く一緒に仕事をし、厳しく緊張感をもって接してきた尊敬する上司からのこうした一言。


嬉しいですよね!


とくに男性の上司からこうした一言を言うのには、少し照れや抵抗があるかもしれません。


ぜひ、上司の皆さんは惜しまずに言ってあげてください。


よい上司との出会いは、その人の仕事人生を一生左右し続けることがあります。

「ほしちゃん」さんは転勤後の店舗で成績上位で表彰され、新しい上司からも「一番仕事ができる」と評価されたそうです。


「ほしちゃん」さん、素晴らしい事例をありがとうございました!


柄にもなくちょっとウルウルきている正田です。なぜだろう。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


「第一回承認大賞」6例目のご応募がありました!


姫路の廣瀬愛之さん、以前勤めていた会社での思い出です:


--------------------------------------------------------


言ってくれた人との関係=以前の会社(タイヤ卸業)の上司や先輩など


性別 = 男性


相手の資格= 所長や先輩



状況 = 毎月の目標を4ヶ月連続達成



言われた言葉 = おまえならやれると思った。



あなたの反応 = ありがとうございます。



コメント = 褒められると照れてしまいますがやる気はでますね。


name = 廣瀬 愛之



お勤め先 = 株式会社ウエストデータプロ
お役職 = 正社員
年齢 = 28


「第1回承認大賞」

今回も、凄い力作を応募してくださったー。


ニッポンの経済活動のためにも社会の維持のためにも、職場で若い人が元気になるのはいいことだー。




ただこれまでの応募事例をならべてみた時思うのは、


「力を発揮できていない成功体験の少ない若い人とか、


すごい苦境にある人とか、


を『承認』の力で救った」



というパターンの事例が多いような気がします。



いわば「離れ業的承認」。



文句言っちゃいけません。



でも、応募の少なさをみたとき、なぜ応募しにくいのか考えた時、


「達人の技」しか応募しちゃいけないのか、



というイメージをもつとそれはハードルになるんじゃないかと思います。



「今どきの困った若い人」を救う、ということは本当、社会の維持のためにも大事なことなのですが…、



ほんとは、何気ない承認の言葉で人の顔が少し明るくなった、


という程度の事例も沢山あっていいんじゃないかと思う。


こういうのは武術や芸事の学びと一緒なので、


入口のところの手ごたえを大事にすると、次の高度な段階に行ける。


だれもがその入口レベルのことはできるようになるといいなと思って


この「承認大賞」も、運営してるんですが。



求む、「何気ない事例」!



もちろんこれまで応募してくださった高度な事例の皆さんにも感謝を。





神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

受講生さん初登場です!


OA機器販売/サポート業の営業部長、「永井博之」さん46歳より。



--------------------------------------------------------------



関係 = 直属の部下。男性、正社員。
普段は私でなく課長が面倒を見ている。


状況 =

成績も悪く日頃より態度や目つきが悪かった。周りからも浮いていた。
名前を呼んで挨拶することから始め、次に本人と営業同行をした。
すると彼の良いところを素直に発見できた。




伝えた言葉 =

「しっかりした訪問ができているじゃないか。」
「お前の発想悪くないなぁ。面白いよ」
また朝礼で皆の前で、彼の仕事ぶりを紹介し、本人からもみんなにコメントしてもらった。(2回ほど)




部下の反応 =

最初はボソボソと話していたが、次には簡潔に力強く発言してくれた。
人に伝えたいという欲求があることを感じた。
見た目も顔の肌ツヤが良くなった。
笑顔が増えた。



後日談 =

受注が増えた。
シャイな性格は相変わらずだが、返事が一言でなく意見を言ってくれるようになった。


コメント = 素直に喜びを表現出来ない人もいる。目つきが悪く印象の悪い人間もいる。でも彼らに目線を合わせ彼らの立場に立つことで彼らの努力が見えてくる。素直にその努力を認めれば信頼関係も生まれ、自ら主体的に力を発揮しようとすることが分かった。



name = 永井博之


----------------------------------------------------------


 いかにも営業現場らしい、同行の場面での「承認」。


 「良いところを見てやろう」と上司の方が腹をくくった時、1人の人の別の面が見えてきたりしますね。


 また、言葉がけ次第でそれが光り輝いてきたりします。


 
 この若い方も、こうした関わりがなかったら埋もれてしまったままだったかもしれません。


 
 成功体験が少ない世代が社会人になる時代。


「ゆとり世代は教えても伸びない」

と、サジを投げた発言もメディアでちらほら目にするようになった昨今ですが、上司の方の人間力次第では何とかなるかもしれないのです。



 「受注が増えた」嬉しいですネ。


 部下のかたの成長とともに、上司の方も報われた感をもっていただけると嬉しい。


 こうして、事例を応募され、公開することが上記のような好ましい変化を定着させることにつながれば、私どもも嬉しいです。


「承認大賞」ご応募はこちらから

http://c-c-a.jp/award/index.html

 
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
 
 


「第1回承認大賞」〆切があと2週間とちょっとと迫り、


 過去の受講生さんへの電話やメール攻勢をしています。



 これまで、新聞報道などでご覧になって4例のご応募がありましたが、


 なかなか一見さんのご応募というのは難しいのかもしれない。



 でも受講生さんはまた、不思議と応募してくださらなかったのでありますが、


 本日メールのやりとりをしたある受講生さん:



「承認」の効果は絶大です。

正田さんの本とセミナで学んだことを実践したおかげで
確実に成果として表れています。
ありがとうございます。

一つの事例が、
私たちと同じように悩める!?ミドルマネージャーに
勇気を与えることができればうれしいことです。

ただ、承認された側の本人にインタビューとかあると思うと
作為的にしていたのかと思われることが心配で
応募が少ないのではないでしょうか。

私はそれが主な理由で応募していませんでした。

本人が本人の力で
成長出来ていると自信を持って仕事をしてくれればその方がいいのです。





 成果が表れているというのは、嬉しいことですねぇ。。

 
 この受講生さんは、本とオープンセミナー(講座)で「承認」を学ばれたかたです。


 企業研修と講座、正田は伝え方を変えるわけではないのですが、

 また正田はこの分野の研修講師としては人一倍、マトモに正面から説明を尽くすほうだと思いますが、


「場の力」というのでしょうか、


 本気で貴重な休みを利用して来られている受講生さんがたでつくる場というのは、高い学習効果を生み出す、よって同じ伝え方をしていても効果に差がでてくる、というのが実感です。



 サード・プレイスのほうが学習効果が高い。そういうことを、真剣に検討してもらえたらいいのですが。


 もちろん、企業研修とか組織内研修で成果を挙げた受講生さんはゼロではなくて、1つ前の記事に出てきた「承認50人斬り」をされた受講生さん(あ、言っちゃった^^;)などは組織内研修の中から育ってきた人です。



 上のメールに対する正田のお返事:


ありがとうございます!!
__さんのハートウォーミングな部下の方とのやりとり、
これまできかせていただいたものも十分に素敵でした。

非常に、楽しみにしております。



※「受賞の場合は部下にコメントを」などという但し書きがついていて
申し訳ありません。
疑いぶかい新聞記者さんが、
「もしきらいな上司からの承認だったらどうするのか。
部下自身は全然嬉しいと思っていなかったら」
と、しつこく追及されるので、そういう要件にしないといけなかったのです。
きっとその記者さん自身が上司のことをきらいなんだと思います…

去年の例では、部下にコメントをとっていただいたところ
「部下はあんまりピントの合ったコメントをしてくれませんでした」
「おぼえていてくれませんでした。思い出したけど、
『あ、支局長から言われたのでそうしました』ぐらいの感想でした」
が大半で、
中には
「部下は『あのとき涙が出そうに嬉しかったです』と言ってくれました」
というものがありました。

コメントが上司―部下関係をそこなったということは
なかったようです。


また、どの方も受賞を大変喜んでくださり、
その後も引き続き良い上司になられています。

上の講座(基礎Bなど)にすすまれて、
部下からのフィードバックをとってもらったときも
「やったことについてはきちんとほめてくれる」
などの感想がありました。


なので、「コメント」重たいかと思いますが
それを乗り越えて、ぜひ。


 


(注:ここでは新聞記者さんを悪者にしていますが本当は記者発表でしつこく追及される前から、「部下のコメント」云々の要件は入れていました。やっぱり、部下目線も盛り込まないと危ないかな―と思って。


でも受講生さんが、「部下は自分で成長できたと思ってほしい」というお気持ちも痛いほどわかるのです。)



 これに対して、


遅くなりましたが
送らせていただきました。


今まで不満がある顔をしていた子が
笑顔になると本当にうれしいですよね。
そういう人を増やせるようにがんばります。






さて、その事例とは…。


 
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
 


引き続き、企業内コーチ事例セミナーの事前打ち合わせをしています。

 今回の相手は、分科会で話をされる元銀行支店長、松本茂樹さん。またまたワクワクする話が出てきました。


 事例セミナーの詳細はこちら

 http://c-c-a.jp/koza/caseseminar0417.html


 
 松本さんは銀行支店長として、「トップ支店」「目標達成率150%」をやり、一方で「残業ゼロ」を成し遂げた人でもあります。


 前者を強調すべきか後者を強調すべきか迷うところですが――、


 
 ここでは「後者」、つまり「残業ゼロ」のほうのお話がでたのをご紹介しましょう。


 松本さんは、支店で自身がコーチング実施して1年ほど経ったころ、「残業バスター」というのをやりました。


 目安箱のようなものを置いて、「残業の原因になっていることを無記名でいいから書いて入れてほしい」というものです。


 そして出た残業原因を1こ1こ、つぶしていった。結果が「残業ゼロ」。


「みんな、5時半には事務所をみんなで出よう」

「空いた時間は勉強して資格取得をしたり、家族や自分のための時間にしなさい」


 と、徹底してやったそうです。恐れ入ります。


 その「残業原因つぶし」のプロセスも1つ1つおもしろい。


 原因になるお取引先と交渉し、できなかったら「切った」という話もすごいですが、 

 内部の同僚の中にもどんくさい人がいて、


 例えば1週間前にきいた話を今きいたように言って、今日じゅうに稟議書を上げないといけない、みたいなクセのある人がいる。


 そうするとその稟議書作成の仕事を全員に割りふり、協力し合って5時半までに終わるようにしたそうです。



 それぐらい、やはり個々の場面で強い目的意識とリーダーシップを発揮していた、というお話なんです。


 しかし、そう言ってまとめてしまうと、この話はたぶんあとに残らない。


 精神とノウハウ的な話、両方やっぱり大事なんです。



 そして、目の前にいる生身の人から、そういうことをしたという話をきくこと。


 それによって初めて、ノウハウかあるいは精神が血肉となって残っていきます。


 本とかネットで読んだからといって、決して残るものではない。



 マネージャーの暗黙知の世界というのは、大きく茂った樹のようなもの、と正田はおもいます。


 コーチングを活用したあとの方は、私などが思いもよらないような暗黙知の葉を茂らせる。


 でも、その葉を茂らせた大きな枝の骨格の部分だけは、恐らくコーチングで学んでいただけるのです。

 外部への知覚センサーの感度、並びに行動力・決断力を高めますから。
 
 幹の部分は、その人自身ですね。


 だから、やはり部分最適的な教育ではなく、「コーチング」というパッケージが有効なのだ、と言い続けたいのであります。



企業内コーチ事例セミナー、お申込みはこちらへどうぞ↓↓

 http://c-c-a.jp/koza/caseseminar0417.html


神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 この話をブログに掲載することは、少々つらい決断です。


 でも、私たちのNPOの社会的責任に関わることかと思いますので、勇気を振るって書きます。


 
 先日、私たちの主催による「コーチング講座 基礎コースB」土日2日間を開催しました。


 そこで、講師の私には奇妙な、私の力量の未熟さを思い知らされるような事態が発生。


 ある受講生様が、講師の私の発言を否定するような発言を繰り返し、冷笑し、ほかの受講生様もそれに同調したのです。


 その場に参加されていた現役のマネージャーの受講生様は、幸い真剣にコミットメント高く学ばれていましたが、そういう人でなければ、その場の空気により学びの質が下がってもおかしくないところです。


 私の話を繰り返し否定していた受講生様に何があったか。


 実は、それに先立ち1週間ほど前、1月の「基礎コースA」に参加されていた別の受講生様―この人は「基礎B」には参加せず―が、同じ期の他の受講生様を誘って、独自の勉強会をされた。


 その勉強会では、当協会のテキストではなく、別の女性コーチの著者による出版物が使われたとのことです。

 この勉強会は、受講生様同士が知り合うもとになった講座の主催者である私どものNPOには連絡なく、無断で行われました。


 そうした、他の研修機関のテキストを用いた勉強会に参加したあとであれば、受講生様が当協会の講座に参加しても、講師の私の発言をことさらに否定する、また冷笑する、といった態度に出るのは、無理からぬことです。


 通常、私どものような社外のオープンセミナーに参加する受講生様は、通常の社内研修に参加する場合よりもモチベーション高く、旺盛な学ぶ意志をもって主体的に参加されます。全体的に学ぶ雰囲気が横溢している場です。そのため、通常の社内研修よりも結果的に高いレベルで学習ができるのです。


 わざわざオープンセミナーに参加してきて、講師の言うことにことごとく「口答え」をされるという現象は通常はありえず、一部受講生様とはいえそうしたことがありますと、学ぶ場の空気はてきめんに悪くなります。


 もちろん、講師の側では大人である受講生様に対して押しつけがましい口調でものを言わないよう細心の注意を払います。ただし、学びの場面によっては、はっきりと受講生様に負荷をかける場面もあり、丁寧さや尊重の姿勢と、リクエストを出し負荷をかけることのバランスには気を遣います。


 そういう細心の配慮をしている講師を混乱させるような出来事が、先日の基礎コースBでは起きたわけです。


 これはすなわち、先立って受講生様同士で行われた「秘密勉強会」において、他研修機関のテキストが使われたことにより、当協会および講師の私に対して「見下し」が起こった、と解釈すれば理解できることなのです。


 こうしたことが起こりますと、わたくしどもはオープンセミナーの教育に重きを置いているだけに、主力商品に欠陥が生じることになります。よい学習環境とは言えないことになります。とりわけ、コーチングの場合は受講生様に発言していただく場面が多く、受講生様の「問題発言」が場の空気に与える影響が大きいのですから。


 この事態を遺憾に思い、私は今回の「基礎B」に同時に参加されていた、その「秘密勉強会」参加組ではなく、モチベーション高く学んでおられた受講生様に、事情説明とお詫びのメールをお送りしました。


 それとともに、他の受講生様を誘って「秘密勉強会」を主催された受講生様に抗議のメールを送りました。講座で問題のある言動をされた受講生様を含め、その勉強会に参加された受講生様には、今後当協会の講座に参加されることをご遠慮いただくメールをお送りしました。


 再発防止策として、ホームページの「講座お申し込みの際の注意事項」にまた加筆し、「他団体のコーチング受講経験者の方」の項目を、一層具体的かつ厳しい文章としました。

http://c-c-a.jp/koza/chuui.html
 
 
 ただ、これではまだ足りないかもしれません。例えば「講座受講後に勉強会等を開催される場合について」といった項目を別途立てて注意喚起するようなことが必要かもしれません。


 当協会の講座で知り合った方を誘ってコーチング勉強会をされる場合、必ず当協会の了承を得ること。

 そこで他団体発行のテキストを用いる場合などは、正直言って私は他団体のテキストすべての書いてあることに責任が持てるわけではない(中にはそれこそ都市伝説のような、無責任なものがある)ので、了承できるかどうかわかりません。
 今回使われたといわれるそのテキストも、私の基準からみると決して誠実な姿勢で書かれたものとはいえません。
 同じ「コーチング」でも、そうしたスタンスの違いが、読まれた方の対人スタンスにも影響を与えます。


 少なくとも当団体が誠心誠意、社会との間に、また受講生様との間に作ってきた信頼関係にひびを入れるような行為をしないでいただきたいこと。
 もしそれをされた場合、法的措置も視野に入れること。


 私自身は、あちこちの研修機関に勉強に行きますが、そこで営業行為などしたことはないです。やはり、そこで出会った人は、そこの研修機関の営業努力により集めた人たちなのです。それに対して「宝の山」だと思って営業をかけるようなセンスは、私にはありません。


 今回、問題の「秘密勉強会」を主催された方は、当方からの抗議のメールに対して「平謝り」をされました。
 今後は、その受講生様から他の受講生様への接触を控えていただくよう要望しました。


 
 コミュニケーション研修などしていると、自分の教えたことに自縄自縛になってしまいそうですが、人と人との間の利害を調整するのは、一義的には「倫理」であり、それが通用しなければ「法律」ということになります。



 倫理の地に堕ちた時代です。それでも、私たちの事業では次の社会づくりのために、精一杯よい教育を行い、そこに人を集めなければなりません。

 どうすればこうした事態の再発防止ができるのか、またほかのパターンでの妨害行為があるとしたらどういうものがあり得るのか、暗中模索ではありますが、私たちを信頼してくださるお客様方のためにも、最善を尽くして知恵を絞っていきたいと思います。


 何卒、ご理解、ご支援をいただければ幸いです。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp 
 


 とうとう。
 コーチング講座・応用コースも最終回です。


 講師はわたくし、正田であります。



 各界のリーダーについて振り返りながら、


「リーダーは残酷なぐらい、人から欠点をほじくられる職業だ!」


 ということで、「涙の?謝罪会見」をやらされるやら、



安藤氏会見1


安藤氏会見4





 自分の欠点をかかされるやら・・・、


 つらい目にあわせてしまったのだけれど、


 受講生さんからは


「おもしろかった」


と、いっていただき・・・、


 すばらしい受講生さんにめぐまれ、しあわせでした。


 皆さん本当にありがとうございました。




安藤氏授与


大前氏授与


和也氏授与


正木氏授与



横山氏授与



 受講生さんがたは、「ひきつづき学びたい」と、自主勉強会をたちあげられるそうです。


「期をこえて交流したりいっしょに学びたい」と、オオマエさんはいっています。


 がんばれ、がんばれ。



 23日(土)、コーチング講座・応用コース5回目。

「リーダーのしなやかな強さ」というテーマで、東京から「強み発見」の第一人者、森川里美さんが来られ、ほぼオリジナルプログラムを受講生7人で、という贅沢さ。


 冒頭、自己紹介を兼ねて森川さんから1人1人にインタビュー。


 CIMG3458


 それから「今、自分が会社で背負っていること」を吐露する時間。


 真剣に「こういうことで困っている」というのが出てきて…、



 「怒りを不用意に出してしまうこと」

 「怒りを抑えすぎて、ため込むこと」


 どちらもひとしきり話題になりました。



 「セミナーのあと何をするか」ではなく「どう在りたいか」が大事だ、というお話も。



 そして、リーダーシップチェックシートの診断と、それぞれの強み、


 「なぜ自分がリーダーシップを発揮できているか」の問い。



 最後は大きなものが1人1人の中に「落ちた」ようで…、


「充実した中身の濃いセミナーだった」と感想の声がきかれました。


リーダーシップとかマネジメントは、果てしないと言えるぐらいの暗黙知の世界。


 ただ、個別具体的な場面でどうする、という話の一方で、「内面」をぐっと見つめることで外的パフォーマンスが飛躍的にあがることがあります。


 日本コーチ協会の理事として長年コーチング普及に尽力してこられ、東京で社会起業家の会も立ちあげておられる森川さんは7月に引き続き、「講師謝礼ゼロ」でのセミナー出講。


 森川さん、来年度こそはちゃんと謝礼がお支払いできるような団体になります!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 東京で優秀な友人、S氏と食事。


 旧コーチング・リーダーズ・スクエア(CLS)以来のNPO法人企業内コーチ育成協会の会員さん。東京へ転勤して講座にも例会にも出られないにもかかわらず、「喜んで」と年会費を払ってくれています。


 外資系製薬メーカーの事業部でトップ営業マネージャーを7年続け、そのあとセールス・トレーニング・マネジャーつまり営業マネージャーを教育する仕事に。


 その中でもコーチングが核になっています。



「僕が昇進したのも正田さんのお蔭ですから。コーチングを教わり、常に学び続けることを教わりましたから」


 と、泣かせるようなことを言ってくれます。


 彼が勉強会に来てくれたのは約5年前、旧CLSの草創期のころで、
 「質問力」「グレムリン」「承認」など、今では体系的な講座の一部になっているコンテンツをとびとびに3時間の単発の勉強会で提供していたころ。


 彼はそれらを、旺盛な吸収力で1つ1つものにし、今でも本社での教育体系に、上司をも巻き込んで組み入れているのは、驚くほどです。


 その後名古屋に転勤になり、営業所長として売上トップを続け今は東京で念願の教育マネージャーに。



 営業所長時代のエピソードをメルマガ「職場のサプリ」で取り上げたこともありますが、昔気質の男気あふれる部下思いのマネージャー、それが上手にコーチングを自分の行動様式に組み込んでいるという感じでした。



 
 
 儲けじょうずの人から見たらおそらく笑止であろう、ビジネスとも呼べないような事業をしているけど、その見返りとして、人にささやかなりとも影響を与えることは幸せな特権であります。それも普通に法人相手に研修を売り込むのでは考えられないくらい永きにわたって。


 
 しかし歳を実感したのは、

 夜行バスで帰ってくると翌日ほとんど使い物にならないという現実でありました。この日記を書いていてもまとまりが悪いのでイライラしてます。


 
 S氏をふくむNPOの会員さん同士名簿の共有をしました。

(皆さん順調にえらくなっておられます。この世もまだすてたもんじゃないです)
 
 


神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp 



★中学生以下の子ども1人当たり年間31.2万円がもらえるという、政策の目玉「子ども手当」。

一方で扶養控除の廃止で増税になるご家庭もあるとか、そもそもお金をもらいたいから子どもを産むの?とか、疑問も次々。

みんなは今、どう思っているの?


 結論も、正解も、ここではまとめません。 いま、「普通の人」の意見が熱い! 「大いに話し、大いに聴こう」が合言葉、老若男女だれでも気軽に参加できるあなたが主役のディスカッションの会、 「よのなかカフェ」に来ませんか?



「カフェ」はフランスで生まれた、新しいコミュニケーションのカタチです。

老若男女、世代も職業も立場も違う人たちが、喫茶店などに集まり、

一つのテーマについて議論します。

そこでのルールは、「大いに語る」「大いに人の話を聴く」のみ。


これまで7回の開催では、

「全然知らない人と話し、意見が聴けて新鮮」

と、大好評でした。

不思議なくらい、初めて会う人とも話ができる場所、

「よのなかカフェ」で盛り上がりませんか?



過去のよのなかカフェの模様はこちら

「『自分らしさ』vs『自己チュー』皆さんありがとうございました」(09年8月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51509159.html
「シゴトって何のため?」(09年9月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51516996.html


【日時】11月26日(木)18:30〜20:00

【会場】外国語・エアラインスクール テイクウィング
     http://www.takewing.co.jp/
〒658-0072
神戸市東灘区岡本1-13-13 アンサンブル足立ビル4F
TEL 078-436-0807
阪急神戸線「岡本」駅改札口正面 1F部分美容室「Salon de Okamoto」 洋菓子店「ケーニヒスクローネ」左隣

★学生のまち岡本商店街の真ん中、見晴らしのよいビルの4Fです。教会のような丸窓が特徴。


【対象】
すべての一般社会人、学生、主婦の方。
お子様も歓迎です。(注:中学生以下は保護者の方同伴のこと)


【ファシリテーター】
正田 佐与氏(NPO法人企業内コーチ育成協会)


【主催】
主催:特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
共催:外国語・エアラインスクール テイクウィング


【参加費】
社会人の方 1,000円
学生・お子様 500円

★お茶菓子つき


【お申込み方法】
事前お申込みが必要です。

NPO法人企業内コーチ育成協会 
TEL: 078-857-7055 FAX: 078-857-6875 e-mail :info@c-c-a.jp

まで、
・お名前
・ご職業(社会人・学生の別)
・メールアドレス
を添えて、お申込みください。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp 


7日は、コーチング講座の応用コース第3回。


CIMG2239




 自分と会社の方向性って、どれだけ接点があるでしょうか。また、会社と社会は。


「普通はこれは、接点がみえないもの。イチローのように好きなことと仕事が完全に一致している人は別にして。


意識的に『接続』しなければいけません」



 と、講師の吉田典生氏は言います。



 ちょうど、「自分の会社で幹部でビジョンを出し合いすりあわせる合宿をした」


という方もおられ、盛り上がります。



 途中、映画をみる楽しいコーナーも入り・・・、


 仕事が時代の波で失われる悲しみ、

 時代の潮流に乗った仕事で人々に驚かれ喜ばれる楽しみ・・・、


 そして今、仕事に感動はあるか?



 
 たくさんのワークの中から、受講生の方ひとりひとりの

「今からすること」


も、浮かび上がってきて…、


 今回は


「伝える」


 という課題を挙げた方が多かったように思います。



 リーダーが、自分の言葉で「こうありたい」を伝えること。


 そうすることも、外から押しつけられたのではなく、しみじみと「そうしよう」と感じることができたとすれば、価値の高いセミナーでした。



 講師・吉田典生氏は、コーチングの世界でもトップクラスの活躍をして、リーダーシップやフォロワーシップ、働く人々に向けての著書多数。


『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか』や『部下力〜上司を動かす技術』はベストセラーに。「部下力」はその年のYahoo!新語大賞をとっています。


CIMG2329


CIMG2281




トップクラスの講師の方が半ばボランティアで講義に来て、

少人数クラスでびっしり中身の濃いやりとりをしてくださるのが

NPO法人企業内コーチ育成協会応用コースの良さ。



 応用コース次回は、11月28日(土)。


 システム思考のトップ研修機関、(有)チェンジ・エージェントより、中小路佳代子氏が来られ、


 「学習する組織リーダーシップ」

 を行います。





神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 「良いリーダーをつくりたい」という当協会の願いをカタチにした、
「コーチング講座・応用コース」2回目。

 全員が職場の組織図を描き、発表し、ディスカッション。

 
 単科受講生を含め7名しかいないクラスならではの、濃〜〜い議論ができ…。





横山さん2


安藤さん


 それも皆さん、「大人」です。

 もともと正田は「企業内コーチ育成は『スーパー大人』をつくる」などと言ってるんですが…。



和也さん

正田1


角谷さん、大前さん






 「説明責任」

 「言語化」

 「体面」

 「行動に価値」

 「弱みをさらす」

 「組織の階層」

 「スピード」

 「長時間労働」

 「バーチャル上司」


 などのキーワードが繰り返し出て…。






 密にはりめぐらされた「関係性」の中で生きる、中年期の責任ある立場の受講生さんたち。


 「関係性」から目をそむけることなく、

 ― 南の島に行くのでも出家遁世するのでもなく ―

 どうしっかりと向き合って生きるか、をサポートするのが、いわば当協会のミッションです。


 午後からは、当協会顧問の太田肇教授が登場、「承認論」の講義とディスカッション。



太田肇教授1


太田肇教授3






 
 基礎コースからうるさいほど「承認」をいわれている受講生さんたちも、
第一人者からの講義を受ける機会を得て、再度深く胸に刻まれたことでしょう。



 最後には、皆さん1人ずつ「今月すること」の約束。


 
 3人の方が、

「職場のキーパーソンともう1度よく話します」


と、約束されました。


 
 マネジメントは、たかがコミュニケーション、されどコミュニケーション、なのでした。



 次回は11月7日(土)、

 吉田典生氏により、「部下力」「ビジョンマッピング」のテーマで行います。





神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 
 神戸の女性向けポータルサイト「ラブ神戸」の西洋子社長が事務所をご訪問。


 サイトの雰囲気ぴったり、濃ピンクの入ったいでたちで。


 そしてご契約し、NPO法人企業内コーチ育成協会が、ラブ神戸様にページを持たせていただくことになりました。


 新設・ラブ神戸様での当協会のページです

 http://www.lovekobe.jp/blog/coach/coach/

 思ってもみない、めちゃくちゃ豪華なつくり。コピーはラブ神戸様側で作成してくださいました。


 ありがとうございます。

 続きを読む


 ビッグニュース!

 「システム思考」の第一人者、(有)チェンジ・エージェント代表取締役社長の小田理一郎氏が、NPO法人企業内コーチ育成協会で講演してくださることになりました。


 6月4日(木)の夜18:30〜20:30です。

 少し長くなりますが、ご案内です:

---------------------------------------------------------

地球環境、安全工学、組織開発―私たちの身近に活きる思考法、「システム思考」の第一人者が来神!
対象:すべての一般社会人、非営利団体関係者、教育・医療・福祉関係者、行政担当者、研究者、経営者・管理職
   コーチングを学んでからより一層視野を広げたい方に


特別講演
なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか―システム思考入門


日時:6月4日(木)18:30−20:30

会場:神戸国際会館 402号室

参加費:3,000円(当日受付にてお支払いください)

講師:小田 理一郎氏 (有)チェンジ・エージェント 代表取締役社長兼CEO

(説明文)
・売上増を目指して価格を下げたが、長期的にはなぜか売上が下がってしまった。
・道路渋滞を解決しようと、車線の数を増やしたら、かえって渋滞が悪化してしまった。
こんなことがよくありませんか? 目の前の問題を解決したつもりでも、実は別の問題が起きたり、ずっとあとに大きな問題が出てきたり……。「個別最適化ではなく、全体最適化を図りたい」「本質的な問題解決を図りたい」――そういった状況で役に立つのが、システム思考です。問題の見えている部分を近視眼的・表層的にとらえるのではなく、全体像をさまざまな要素のつながりとして理解し、本質的な原因を見通して、他の分野や将来に悪影響を及ぼさない、最も効果的な解決のための働きかけを考えます。

システム思考で使われる3つのツール:「時系列変化パターングラフ」、「ループ図」、「システム原型」を通じて、システム構造の中に見られるさまざまな働きかけのポイントの中から、小さな力でも大きな変化を起こす「レバレッジ・ポイント」を探しだします。

 講師・小田理一郎氏は、アメリカでシステム思考の祖であるデニス・メドウズ氏やピーター・センゲ氏に直接学び、アル・ゴアの『不都合な真実』の翻訳者・枝廣淳子氏とともに、わが国でシステム思考の普及に尽力してきた第一人者です。今回は、関西の一般個人を対象に、非営利料金で講演いただく貴重な機会となります。


講師紹介:
小田理一郎(おだ・りいちろう)氏 
オレゴン大学経営大学院経営学修士課程修了。人や組織が自律的に目的を達成する効果的な仕組みを作るため、2年間の米国留学で組織変革のスキルを学び、多国籍企業で10年間、製品責任者・経営企画室長として組織変革の実務にあたる。その後独立。企業の社会的使命の追求と非営利組織マネジメントの強化のためのコンサルティング経験を活かし、変化のマネジメントのための開発、研修、コンサルティング、ファシリテーション、講演、執筆を担当。共著書に『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか』。


定員 50名
主催 特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会


ご参加は事前お申込が必要です。

お申込は、

NPO法人企業内コーチ育成協会のお申込フォーム
http://c-c-a.jp/autores/form2.html


から、どうぞ。




 

このページのトップヘ